五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

文章を作る

2013年05月20日 | 日々のつれづれに
先日テレビを見ていたら(正確にはビデオ録画したものを見ていたら)、いわゆる芸能人の学力テストのようなものをやっていて、その中である言葉を使って文章を作りなさいという問題あがありました。

芸能人たちが知らないであろう言葉を出題し、それらを使って出来た「珍文章」を紹介するというバラエティ番組なのですが、それを見ていて思い出したことがありました。

今から50年位前になりますから小学校低学年のころ、国語の時間に先生があることば(“だから”みたいな接続詞だったと思いますが、はっきりとは覚えていません)を使って文章を作りなさい、という問題を出したのです。

先生の指名によってそれぞれ自分の作った文章を読み上げるのですが、私の隣に座っていた女の子が立ち上がってこう答えました。

「先生が“○○○”という言葉を使って文章を作りなさいと言いました。」

私はすごい!と思いました。
この文章ならどんな言葉が出てきても使える。

残念ながらこの回答は先生の同意を得られず、彼女は悔しそうに座りました。

嘉門達夫風に言えば、「ストレートやがな、ひねりなさいひねりなさい」という回答でしたが、半世紀たった今でも私の記憶に残っている名(迷)回答なのです。
今ならこんな風に回答するとスマートかもしれません。

「私は忙しい生活(田舎暮らし、でもいいですが)を送っているので、“○○○”という言葉を使う機会はめったにありません」

どうでしょう?これなら何が出てきても使えませんか?


私立の女子中・女子高に行った彼女とは、大学で再び出会いました。
同じ電車で大学まで通ったのですが、卒業後は今に至るまで会っていません。
もうお孫さんに囲まれているような暮らしをしているのかもしれません。

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