五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

この一曲!同じ窓から見てた空[コブクロ]

2011年02月12日 | この一曲!
コブクロの歌は好きで、自分のiPodにもクルマのHDDにもたくさん入っています。
数ある好きな曲の中でもこの「同じ窓から見てた空」が一番好きかなと思います。
同窓会の会場などで昔の写真などをスライドで映しながら、バックに流すといいなというのが、この曲を聴いた第一印象だったりします。

 真夜中のアスファルトからわき上がる 生乾きの夜風(よるかぜ)が
 夏を名残り惜しむように 袖口を泳ぎ回っている
 にぎやかに幕を閉じた飲み会のあと 忍び込んだグラウンド
 輪になって腰を下ろした お決まりの顔ぶれ

 飲み足りないやつは缶ビールを 忙しいやつは携帯を片手に
 たいしたオチも期待できないような 話題を繰り返す
 途切れることのない笑い声と 変わらない話し言葉に
 心がほどけて遠い記憶の中へと連れてゆく

おそらく高校時代の同窓生なんでしょうか。
久しぶりに顔を合わせた気のおけない仲間たちが何となくそのまま別れ難くなって、むかし通った学校のグラウンドに忍び込んで、互いに昔話や近況などを語り合いながら...というようなストーリーが目に浮かびます。

 夢中で追い求めていたものが青春だったとするなら
 そんなものこれっぽちも見えたことなどなかった
 時が過ぎて今ページを戻し 少しずつ読み返す
 ボロボロの日記をめくるようなこのもどかしい気持ち これも青春

 いくつかの恋もした それと同じだけのサヨナラも
 今遠く斜(はす)向かい ひざを抱え座っている 確か君にもね
 手渡したオレンジ色の花火の光 君の薬指にキラリ
 細々と燻っていた恋の火もバケツの中でしゅっと消えた

今になるとあの頃の悲しい思い出も懐かしく思えてきます。
今の自分を振り返ってみると、こんなことをしていていいのだろうか思う瞬間もあって。
こういうことを繰り返しながら段々オトナになってゆくんだろうと思うと、少し涙が出てきてしまう。

 明日仕事だからと一人また一人と 芝を払い立ち上がる
 夜明けの雲の隙間に張り付いた朝星(あさぼし)を見上げながら
 この町を離れてから今日まで 心のどこかに空いていた穴を
 すっかり埋められたよ またいつか帰るよ 元気で 元気で

こうして久しぶりにみんなの顔を見たら、心のどこかでみんなとつながっているということがわかって少し勇気が出てきた。
もう少しがんばってみようかな、なんて...。

自分自身、久しぶりに旧友に会ったこともあって、ついガラにもなく感傷的になり、こんな曲を思い出してしまったんでしょうか。
約7分くらいもある大作です。

※耳で聞いた歌詞を拾い写したので、歌詞の字句が違っていたらゴメンナサイ。

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