五十の手習い足払い

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ニッサンR390の戦い[その2]

2016年09月02日 | ミニカー
前回]に引き続き、ニッサンR390の戦いについて。


1998年、ニッサンは再びTWR(トム・ウォーキンショー・レーシング)とタッグを組み、新しいR390を作りル・マンに戻ってきました。
前年度の問題点であったギアボックスの冷却に関する改良を行い、ボディをロングテール化して空力の改善も行いました。
また、F1のチームからTCS(トラクション・コントロール・システム)やABS(アンチロック・ブレーキ・システム)などを導入し、走行性能も高めたのです。
これにより、4台出場したR390は決勝では総合3位を筆頭に、すべてが10位以内に入るという良い成績を収めました。
ちなみに、総合優勝と2位は、ポルシェ911GT1でした。


それでは出場した4台のクルマを見て行きます。
30号車は予選10位、決勝は総合5位でした。


ドライバーはJohn Nielsen/Franck Lagorce/Michael Krumm。
スポンサーはクラリオンです。

31号車は予選13位、決勝は総合6位、30号車と同じく首位から9周遅れのゴールでした。


ドライバーはJan Lammers/Erik Comas/Andrea Montermini。
スポンサーはユニシアジェックス(日産系の部品メーカー)。


そして、総合3位に入った32号車、ちなみに予選は14位でした。


ドライバーは星野一義/鈴木亜久里/影山正彦。
スポンサーはカルソニック。
3台とも薄いブルーのチェッカーフラグをイメージしたカラーリングで、赤いリアウィング。
それぞれがあまり区別が付かないモデルで、並べていてもあまり「飾り甲斐」が無いというか。

33号車は上記3台とは異なり、鮮やかな緑色の車体です。
これはスポンサーであったJOMOの影響でしょうか。
予選は19位、決勝では10位でした。


34号車のドライバーも影山正美/本山哲(さとし)/黒沢琢弥の日本人トリオでした。
この34号車は、前年度のル・マンを走った22号車をリファインしたものだったようです。
ボディは他と同じなので一見わかりにくいですが...。


以上二回に分けてR390の戦いについて書いてみました。

以前のブログに書いたように、今回紹介したミニカーは32号車を除いて、県内の中古ショップにてまとめて購入しました。
モデルはイクソ製、1/43スケール。

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