案の定、7月7日の夜は天気が晴れることはなかったですね。
日中は陽が射し散歩も問題なかったのに、夜、星を見上げる頃には分厚い雲に包まれてしまいました。
今年は梅雨が明けているとはいえ、例年は「まだまだ」ですから無理もありません。
もっとも、旧暦の七夕は8月4日ですから、その頃には梅雨も明け夏らしい夜空が見えることでしょう。
それはさておき。
私にとっての7月7日といえば、長女の誕生日であり、祖父の命日です。
何度もこのブログに書いていることですが...。
祖父が亡くなったのは平成元年の7月7日。
昭和天皇が亡くなってから半年後のことでした。
ちなみに、祖父が生まれたのは明治34年3月ですから、こちらも昭和天皇と同じ年の約ひと月前、
忘れられない年です。
祖父が亡くなったところは市川大門町(当時)の町立病院。
祖父危篤の知らせを受けて、東京からクルマを(文字通り)飛ばして山梨に戻り、そのまま病院に向かいました。
看病していた母と代わって病室に入ったときには、祖父は目を閉じていたのですが、亡くなる直前に目を微かに開き、祖父の足をマッサージする私に向かい、何とも言えない微笑を浮かべたのを覚えています。
亡くなったのはその夜のことでした。
一方長女の方は、昭和59年の7月7日生まれ。
私が30歳の時でした。
当時住んでいたのは武蔵野市の御殿山というところ。
吉祥寺駅から近くの井の頭動物公園に隣接した場所にある社宅でした。
長女が生まれたのは吉祥寺駅近くの産院で、翌8日が予定日だった妻と一緒に「検診」で訪れた当日に生まれたのでした。
私は待合室で診察が終わるのを待っていたところに、「生まれた」との知らせ。
ですから長女が生まれたのは午後2時でした。
今日はそんなことを考えていました。