ヒルガオが咲き始めました。
非常事態宣言が延長されました。
「宣言の維持は国からの要請です。皆さん、心配でしょうが、病院は確保してあります。今は、1日の感染者数が10〜20名程度、感染のピークは過ぎたと思われます。でも熱があったり気になる人は、躊躇なく診断を受けてください。保健所だけではありません、各種所定の機関が相談に応じてくれます。もちろん日頃の保健衛生、手洗いやうがいには十分配慮してください。」
住民の不安や心配を払拭し、生活を守るのが行政のあり方。だとすると上記のようメッセージでないとおかしいと思う。病院や検査機関を整え、コロナに対する措置は、できるだけ講じました。とするのが行政の仕事だ。
ところが、
「気が緩むと第二波がきます。まだまだ心配です。都民アラートを発します。3密を防ぐ行動様式を守ってください」。
これでは心配を増長させるようなものである。安心に導くのが治世であるのだから、これでは、なんのための行政かと思う。本末転倒もいいところで、うんざりだ。
小池知事には前科がある。築地市場から豊洲への移転問題だ。安心と安全を掲げ、誤報や些細な問題をとりあげ、せっかくの移転を二年間遅延させた。その間の経済的損失、さらには築地市場の衛生的欠陥を放置した。
私は先の知事選で小池百合子さんに投票した。だから現在の所作には余計腹立たしさを感ずるのである。【彬】