ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

マンション大規模改修工事

2024年09月06日 | 日記

 今、僕の住むマンションの大規模改修工事が行われている。工事は、7月中旬から11月いっぱいいまでの予定。現在、予定通り進行中ということで安心している。

 この工事、改めて計画作成から、施工会社との契約までを振り返ると感慨深いものがある。

 話は、3年前に遡る。僕は、修繕委員長なので、工事の進め方を纏めることになった。施工会社をどこにするか、工事金額、工事範囲、をどうするか? 素人なので、友人のマンション管理士に相談したり、法定講習テキストで勉強したり、様々検討した。紆余曲折、行ったり来たりして、3年かかり、施工会社、工事範囲、金額、がきまった。

 ところで、工事には興味深いことが見られる。・・・・・

 工事全体の姿。遠くからは、全体が足場で囲まれた変哲のないものだが、住民の目、つまり内側からの僕の目からは、足場が実にうまく組み立てられ、美しい。合理的に作られたものは美しいと思う。機能美だ。

 当初、工事開始は、4月であったが、都合で、7月からとなった。うまくいかないものだ。酷暑の中の作業は過酷だ。だが、職人たちは、キビキビと動く。足場の大きな部材を、1階から上階に次々投げ上げていく。危ないんじゃないかと見ていたが、難なく、進める。プロである。

 さて、修繕工事から、人の健康管理が連想される。僕は、もともと、丈夫で健康なのがとりえと思っていたが。年が重なり、この数年キビシイ病に見舞われた。普段、予防のため、検査、をしていたので、早期発見、治療でき、今、普通の生活をしている。

 マンション大規模改修工事は、人でいう、健康のための、予防、検査ではないかと思う。建物が、長く健康でいられるために必要なのだな、と。

   2024年9月5日   岩下賢治

 

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気象のことがわからない

2024年09月04日 | 日記

                  白粉花

 連日35°を越す今夏の異例とも言える高温多湿は、本当の原因が分からない。地球温暖化などのフレーズに逃げたくない。
 
 昔から気象のことが気になって毎日天気予報をこまめに見聞きしてきた。みなさん、同じだと思う。当然のことながら、述べられることは、今日明日の予報ばかりだ。でも、ある時から、明日の晴れや雨のことよりも、天気の全体的=地球的な様子を知りたいと思うようになった。もちろん、そんなこと、自分で調べればいいことだ。そこで、何年か前から書物などを買って読んでみるのだが、一向に理解が進まない。というより、私には難しすぎる。
 例えば、予報の基礎となっている〈気圧〉というのがわからない。地球の重力によって地軸に大気が引き寄せられる空気の速さや重さのことなのだろうか。なら大気は常に上から下に降ってくるのか。反対に上昇気流というのがある。これは分かる。水蒸気のように熱せられると、湯気が立ち上る。気圧というのが分からないから、低気圧、高気圧というのが分からない。高気圧というのは、大気中の重力より、引力が強く働くからなのだろうか。現象として低気圧だと悪天候、高気圧だと上天気というのは、気象を理解しているから分かるのではなくて、天気予報で述べているから納得しているだけである。
 前線というのも分からない。寒冷前線が発達し、などというが、気象上の前線というは、単に高気圧と低気圧の境目ではなさそうだ。寒冷前線と温暖前線の違いもよく分からない。
 などと疑問ばかりで、入門書として膾炙している講談社のブルーバックスにある「気象学入門」と読んだのだが、よく分からない。私にはどうも理系の基礎知識が足らないらしい。
 目次を見ると、1 雲のしくみ 2 雨と雪のしくみ 3 気温のしくみ 4 風のしくみ 5 低気圧・高気圧と前線のしくみ 6 台風のしくみ 7 天気予報のしくみ、となっているのです。分かりやすそう。でも私には理解できなかった。
 気象については各所で関心があって、新潮社のPR誌「波」でも連載がある。題して「天気のからくり」これもよく理解できない。私は理系の知識の素養がないらしい。でも気象のあり方、そのことを理解したい、と今夏は特に思う。【彬】

 

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10号台風と進路

2024年09月01日 | 日記
 
       木槿
 今回の台風、10日間ほど私たちをの生活を悩まし、振り回し続けたが、ようやくおさまりそうだ。そして、大きな謎を残したように思う。
 思いつくままに列挙してみる。
 ・まずは、進路の複雑さ。夏台風とはいえ、かつての夏台風とは根本的に違う。というのは、上陸すれば勢力は弱まり、一定の方向に進むはずだが、今回は長崎の上陸して、再び太平洋に出て、さらに紀伊半島から北陸の抜けるという。迷走とはいえ、その動き方が奇想天外である。上陸すれば勢力はおさまり、すんなり北に進むはずである。
 ・強風が吹いたが、基本的に雨台風であった。九州から東海、さらには東北にまで広範囲に雨域が拡大した。その雨も尋常ではなく、地域によっては総雨量が400~700ミリを超えた。
 ・台風は強い風を伴うので、ある程度、湿気を吹き飛ばす。ところが今回の台風は暑さと伴に高い湿度を伴った。風が逆に湿度を呼び込んだかのようだ。
 ・台風の影響範囲が九州から北海道に至るまで、想像を超える広さだった。そんなに強力な台風だとは思えないのであるが。
 ・8月の台風なのに、まだ10号である。普通なら20号であってもおかしくない。発生個数が少なすぎる。
 などなど。
 このような現象も地球温暖化という背景を表しているのだろうか。
 前回のブログでも指摘したように私には海水温と海流が気になる。エルニーニョ現象とか言われ、ペルー沖の海水温の変化が指摘されているが、海流のことを大々的に研究してほしいものだ。日本だと黒潮と親潮の流れ。研究の結果、どうなるものではないが、気象を理解することが私たちの生活のあり方を変えると思う。【彬】

 
 
 
 
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台風の進路は

2024年08月28日 | 日記

            藪茗荷

 台風10号が発達をしながら、列島を縦断するとの予報が出て、政府をはじめ各所で警戒が呼びかけれれている。
 この台風、気象庁および米軍の進路予報では次のようになっている。

 ●気象庁28日=今後発達しながら北北西にゆっくり進み、28日午後9時時点では屋久島の西北西約70キロに位置する見込み。中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルと予想される。29日午前9時には鹿児島県枕崎市の西北西約70キロに進み、30日午前9時には勢力を弱めて熊本県熊本市付近まで進むとみられる。同時刻時点の中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルと予想される。その後さらに勢力を弱め、ゆっくり北東寄りにカーブする見込みで、31日午前9時には四国、9月1日午前9時には本州へ進むとみられる。

 ●米軍合同台風警報センター(JTWC)=気象庁と同様に今後、北西に進み続け、8月29日ごろからは北東寄りに進路を変えるとみているようだ。29日から30日ごろに暴風域を伴って九州に上陸、同日から9月1日ごろにかけ四国、さらに本州を縦断するとの見方を示している。

 ●ウェザーニュースによると、台風を移動させる風が弱いため、奄美地方では今日も暴風域内で非常に強い風が吹き荒れ、停電の復旧にも時間がかかるおそれがあります。雨や風が強く窓が開けられない状況で室内では蒸し暑くなりますので、熱中症にもご注意ください。

 台風が発達するというのは、中心付近で激しい上昇気流が発生しているということ。その低気圧に向かって周囲の高気圧からどんどん気流が流入し、風を起こす。そんな台風の周りに、台風を移動させる風が弱いという、ウェザーニュースの解説はどういうことなのか。また、気象庁にしろ米軍にしろ、台風が停滞している理由を全然説明していない。これはどういうことなのか。専門家なのだから、キチンを説明してほしい。予想進路はデータ解析しての結果だというが、ざっくりでいいからどんなデータをどんなふうに解析しているのか。
 私の体験でいうと、この10号は典型的な夏台風だということ。南海上をうろうろと徘徊する。西に向かっていた台風が急に東に向きを変え、関東に上陸したこともある。なぜ夏台風が徘徊するのかといえば、高い海水温が全国的に広がっていて、台風の上昇気流を促しているから。海水温が暖流、寒流と通常通りなら、台風は暖流に乗って北上する。暖かい海水温からの上昇気流を受け止めるからである。
 ところが今日、海流が乱れて暖流がシナ海から北海道沖まで広がっている。つまり大風の行き場がないのである。海水温の動向を見れば、今回の台風は黄海から朝鮮半島の方に向かうのではないか、と素人観測してみたくなる。鹿児島付近で東寄りに向きを変える要素はないのではないか。
 現在、静岡付近で大雨が降っているが台風に向かって駿河湾あたりの気流が台風に引き寄せられているからであろう。海水温と海流に注目すべきである。【彬】

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口腔の異常、軽視するべからず

2024年08月26日 | 日記

                 野甘草

 前々回の投稿で、咳が止まらないと報告した。やっと医者に診てもらうことができた。胸のCTスキャンを撮っての所見は、一部にうっすらと影が出ているからここに雑菌が付着したのではないかとのこと。しばらく静養してください、との診断だった。

 ふつうの風邪とは違うから、ちょっと気をつけたい。

 今思うと、この症状が出る前段階で、胸の奥の方がむず痒いという感覚があったのだが、同時に食べ物がなんだかおいしくなくなっていた。まずいものを食べてまずいと思うのとは違う感覚である。私は美食家ではないから、どんなものでも普通においしく食べるのだが、この間は、以前のような「旨さ」が感じられなかったのである。歳をとって味覚が退化したのかと思ったが、この味覚の変調が今回の咳の前兆だったように思う。

 舌を含め、口腔機能についてはもっと敏感になった方が良いのかも知れない。ウガイが欠かせない。

 口腔のことで不思議なことがある。熱さへの感覚である。緑茶は大体60°前後で味わう。味噌汁などはもう少し温度が高く、70°くらいか。この温度、皮膚感覚で言うととんでもない高温である。お風呂の温度は大体40°前後。それでも熱いという人もいる。

 この皮膚感覚から言うと口腔内の受容温度は異常というほど高い。これはなぜなのか。反対に冷たさも受け入れていて、氷なども頬ばれる。

 大袈裟に言えば、口腔機能は広大無限なのである。これが他の動物から人間を分離する最大なものに違いない。だから人間はなんでも食べる。人類の進歩の源である。口腔医療についてはもっともっと広く研究されていいのではないか。【彬】

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