はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

椿山荘で毎日芸術賞贈呈式

2024年02月08日 | イベント
2024/02/08


毎日新聞社主催の芸術賞の贈呈式を
椿山荘で見てきました。

私が毎日芸術賞をいただいたわけでは
ないのですが(当たり前)
一般読者として贈呈式に
招待してもらったのです。


場所は椿山荘。


ロビーの啓翁桜が満開です。


服装にちょっと悩んでしまったけれど
あらたまった会場なので
ワンピースにネックレスで行きました。


 毎日芸術賞は今年で第65回を
迎えたそうですが
私は寡聞にして
こういう賞があることを
知りませんでした。

〈幅広い領域の優れた芸術家を顕彰し
日本の文化振興の一助となってきた。
加えて今年度から
気鋭のアーティストを応援する
「ユニクロ賞」も新設された〉
(案内文より)


受賞者は大竹しのぶさん(俳優)
大竹伸朗さん(画家)
柿本多映さん(俳人)
北方謙三さん(作家)
山下洋輔さん(ジャズピアニスト)
ユニクロ賞受賞者の沖澤のどかさん(指揮者)





いただいた小冊子を見ると
錚々たる方々が受賞なさってますね。
三島由紀夫も昭和39年にもらっています。

会場入り口でスマホメールを見せて
入るのですが
スマホの画面を見ながら
入り口らしきところに並んだら
そこは受賞関係者の入り口でした。

パッと顔をあげたら
すぐそばに大竹しのぶさんが
こちらを向いて立っておられて
受賞のリボンを服につけてもらっている
ところでした。

入り口を間違えたのは恥ずかしかったけれど
大竹さんを間近で見られたのは
うれしかった😊 


受賞の方々は
その分野で功績のある人ばかりですから
挨拶にも含蓄があるなあと思いました。

大竹しのぶさんは
スリムな若々しい体形で
さすが女優さんです。

「最近、新聞は発行部数が減っていて
キックバックが欲しいくらい。
そんななかで賞金も下さってありがたい」
というようなことを言って
会場の笑いを誘っていました。

詩人の柿本多映さんは95歳での受賞。
杖をついての登壇でした。

私が今回実物を見られて
うれしかったのは北方健三さん。

林真理子さんが北方健三センセイはかっこいい
と書いていらしたので
どんな人が見てみたかったのです(笑)

もちろん写真は見たことありますが
一般的にいうイケメンでもないのね。

ただ、声が深みがあって
生き方とか、考え方がかっこいいのだ
と思いました。

「人は大変でしたね、というけれど
私はずっと物語の中を漂っていた」
という言葉が印象深かったです。


今回からユニクロ賞というものが創設されて
指揮者の沖澤のどかさんが受賞。

沖澤のどかさんは37歳。

毎日芸術賞はどちらかというと
高齢の方の受賞が多いけれど
これから活躍していく人へのエール
という意味ではユニクロ賞はいいですね。



各所に置かれた椅子とカフェテーブルが素敵



終わった後は少しですが庭園を散歩しました。

寒い日でしたがよい天気で
手入れされた庭の散歩は気持ちがよかったです。




こういう晴れやかな場を見る機会を
与えていただいて、ありがたかったです。






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