2017/09/13
仕事場で所長さんから「ハンナ」という雑誌をいただきました。
「ハンナ」というのは、歌・合唱・オペラの専門誌です。
所長さんは、趣味で合唱をなさっているのです。
なぜ、くださったかというと、「7月号に羽生君が載っているからあげるね」
私の好きなものをご存知なのです(笑)
野口美恵さん執筆の「フィギュアスケートの歌声 5」が載ってました。
5 ということは、それまで1~4があるのかな。
内容は少し前のことになりますが、2月の四大陸選手権、3月の世界選手権、
4月の国別対抗戦のときのこと。
「これまでで一番魅力が出せた曲は?」の問いに、羽生さんは、
「ノッテ・ステラータは表現に特化したもので、そういった意味では魅力が引き出せたものでした」
と答えています。
あの時は「ノッテ・ステラータ」だったんですね。
あの時という言い方をしたのは、今シーズンの曲が「バラード1番」、「SEIMEI」と発表されてからは、
やはり、この2曲がもっとも魅力が引き出せる曲だろうと、今は思います。
ノッテステラータでは、誰もまだ成功したことのない難しい入り方のトリプルアクセルを跳んでいるんです。
これは知らなかった。
それはツイズルからのトリプルアクセルです。
ツイズルは片足でクルクルと回ることですが、そこからトリプルアクセルを跳ぶ。
普通の選手は助走からトリプルアクセルを跳ぶのに、
羽生さんは止まった状態からいきなりトリプルアクセルを跳べてた。
そして、さらに不安定なクルクルの片足から跳ぶようになってたんですね~
2月の4大陸、3月の世界選手権の「ノッテ・ステラータ」の動画を見ると、
トリプルアクセルの着地が乱れて、かろうじて着地したという感じなんですが
実は難しいことに挑戦していたんですね。