企業パワハラを扱ったコメディタッチの表題映画の二作目が最近公開された。実際に起こりうる内容で、結構楽しめるが、現実に自分の上司にこんな「酷い上司」が来たら大変だ。場合によってはその人の人生設計が変わってしまう。
日本に居た頃に間近に見た光景を思い出す。筆者の属する事業部の技術開発部門。空席の部長席に他事業部で余った部長が着任した。着任当初から下の課長に難癖をつけ、辺り構わず大声で課長を罵倒する異常な場面が何度もあり、この課長は辞めていった。パワハラなる言葉が存在しない時代の出来事だった。
パワハラを振りかざす「モンスター上司」は何処にでも居る。この厄介物から逃れるのは並大抵ではないが、アメリカ社会と比較すると日本では独特の難しさが伴う。何しろ、“労働流動性”の低い日本の労働環境での転職はリスクが高く、失敗したらリカバリーが難しい。だから、耐えて耐えて、また耐える。
その点労働文化の異なるアメリカは日本に比べましである。アメリカでも転職にはエネルギーが必要だが、“転職社会”だから日本のようなストレスは少なく、失敗してもリカバリーが利く。だから「モンスター上司」が来たら新しい職場を見つけてサッサと辞めて行く。以下はニュースに掲載された、実際に起こったHorrible Boss例の一端だが、半端ではない。
1.It’s OK when I do itタイプ
所はNY州ロチェスター。この上司(女性・独身)の下で働いた人は、例外なく次の3つのどれかに該当するという。辞める、配置換えを申し出る、初期の神経衰弱に罹る。この上司は部下の女性が子供の病気を理由に自宅ワークを申請しても尽く却下していた。ところが、彼女も結婚し子供が出来た。ある日子供が病気になり家で仕事をすると会社に連絡、その後も同じ事を平然と繰り返していると言うから恐れ入る。自分のやることだけがルールなのだ。
2.The Evil Twinタイプ
所はメリーランド州ベセスダ。ハリエンの上司は彼女にはガミガミ口調、彼女からの電話は途中で切る、彼女を無視して周りの部下と話す。ところが暫くすると、何事も無かったように、にこやかに彼女に話しかける。この繰り返しだったと言う。正に悪魔の双子、ジキルとハイドと言っても良い。
日本に居た頃に間近に見た光景を思い出す。筆者の属する事業部の技術開発部門。空席の部長席に他事業部で余った部長が着任した。着任当初から下の課長に難癖をつけ、辺り構わず大声で課長を罵倒する異常な場面が何度もあり、この課長は辞めていった。パワハラなる言葉が存在しない時代の出来事だった。
パワハラを振りかざす「モンスター上司」は何処にでも居る。この厄介物から逃れるのは並大抵ではないが、アメリカ社会と比較すると日本では独特の難しさが伴う。何しろ、“労働流動性”の低い日本の労働環境での転職はリスクが高く、失敗したらリカバリーが難しい。だから、耐えて耐えて、また耐える。
その点労働文化の異なるアメリカは日本に比べましである。アメリカでも転職にはエネルギーが必要だが、“転職社会”だから日本のようなストレスは少なく、失敗してもリカバリーが利く。だから「モンスター上司」が来たら新しい職場を見つけてサッサと辞めて行く。以下はニュースに掲載された、実際に起こったHorrible Boss例の一端だが、半端ではない。
1.It’s OK when I do itタイプ
所はNY州ロチェスター。この上司(女性・独身)の下で働いた人は、例外なく次の3つのどれかに該当するという。辞める、配置換えを申し出る、初期の神経衰弱に罹る。この上司は部下の女性が子供の病気を理由に自宅ワークを申請しても尽く却下していた。ところが、彼女も結婚し子供が出来た。ある日子供が病気になり家で仕事をすると会社に連絡、その後も同じ事を平然と繰り返していると言うから恐れ入る。自分のやることだけがルールなのだ。
2.The Evil Twinタイプ
所はメリーランド州ベセスダ。ハリエンの上司は彼女にはガミガミ口調、彼女からの電話は途中で切る、彼女を無視して周りの部下と話す。ところが暫くすると、何事も無かったように、にこやかに彼女に話しかける。この繰り返しだったと言う。正に悪魔の双子、ジキルとハイドと言っても良い。