よし坊のあっちこっち

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大きなツケが回ってきた

2013年10月15日 | サッカー
サムライブルー・ニッポンに大きなツケが回ってきたといわざるを得ない。同格のセルビアと格下のべラルースにいずれも敗れ去った。攻撃に精彩がなく、ディフェンスの脆弱さも相変わらず露呈し、このままでは来年のワールドカップは予選ラウンドで敗退するのではないかとさえ思う勢いの無さである。

今まで、格下中心に対戦相手を選び、勝って強くなったつもりでいたのだろうが、本気で他流試合をしてこなかったツケが今になって回ってきた感じである。井の中の蛙、といった状態だろう。

今日、既に出場権をものにしたアメリカはCONCACAF最終戦をパナマと対戦した。パナマは勝たないと最後の望みのプレーオフに出場できないから、必死だ。そして1点先行して後半に入った。アメリカが同点に追いついたが、終了まで10分を切ったところで再びパナマが点を入れて、これで終わりかと思ったのだが、ここからドラマが始まる。ロスタイムでなんとアメリカが2点入れ、パナマの最後の望みを断ち切ってしまった。

こういうドラマはサムライブルーからは出てこない。底力の違いをまざまざと見せ付けられた。クリンズマンのアメリカは高みを目指しているのが感じられる。

だんだん、日本の試合が面白くなくなってきた。協会が悪いのか、監督が悪いのか、はたまた、両方悪いのか。今からブラジル後をにらみ、よくよく考えねばならない。