福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓映画と日本兵の亡霊

2020年11月27日 |  〇映画・映画音楽
삼거리극장   「三つ角映画館」 〇〇---
(1263)



2006年に公開されたファンタジックなミュージカル・
ホラー。

主人公は、祖母と2人暮らしの女子高生。

ある雨の夜、祖母が、死ぬ前に一度、「三つ角映画館」に
活動写真を見に行かなければならない、と言い残して
家を出た。


△取り壊される予定の「三つ角映画館」<映画より>

祖母の後を追った主人公は、古ぼけた「三つ角映画館」を
見つける。


△朝鮮人女性の恋人がいた日本兵の亡霊。彼のセリフは全て日本語だった。<映画より>

そして、映画館に棲みついた朝鮮王朝最後の王女や日本兵の
亡霊らと仲良くなり、解体の危機が迫る映画館を救うため、
幻の無声映画を発掘し上映することになった。


△亡霊たちと仲良くなり踊って歌う女子高生<映画より>

それは、若い頃の祖母が生前の亡霊たちといっしょに
出演した映画だった。

無声映画の最後にスクリーンに登場した祖母は、亡霊
たちを連れて昇天して行く。

「ヲタク」の趣向には合わない映画ではあったが、
そこそこ見ごたえのある映画だった。


(終わり)

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