福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画で法華経を知る

2020年10月27日 |  〇語彙と表現
△姉と仕事仲間の会話シーン<映画より>

韓国映画「지금,이대로가 좋아요」(今、このままがいい)の
ワンシーンから。

主人公姉妹の姉が魚市場の仕事仲間と会話する場面で、
がらにもなく(?)仲間の女性が難しい漢文を口にした。

회자정리 거자필반
会者定離 去者必返

映画とは言え、庶民の口から出てくるほどの漢文なので、
映画を見終わった後、ネットで検索し、正確なつづりと
漢字を確認した。

「会う者は別れる定めにあり、また、去った者は
必ず返ってくる」くらいを意味する漢文だ。

映画全体のテーマにもかかわる非常に重要な意味を
持つセリフだったわけだ。

一説によればこの漢文の出典は、仏教の経典である
法華経。日本語同様、韓国語にも仏教由来の漢字語が
多々あるようだ。


(終わり)

この記事についてブログを書く
« 韓国映画とイモの真実 | トップ | 韓映画と女子高生売春 »
最新の画像もっと見る

 〇語彙と表現」カテゴリの最新記事