△ヨンジュ洞の市場
2010年夏のプサン訪問で、「ヲタク」は、めずらしく妻の実家の
ある草梁洞以外の街も精力的に散策した。
例えば隣町のヨンジュ洞。
草梁の中華街を通り抜けた向こうに広がる住宅街だ。
△ヨンジュ洞の様子
ただ、このヨンジュ洞散策は最初から決めていたことではない。
どうしても登ってみたくなる階段に出会ったことが、そのきっかけに
なったのだ。
△丘陵地帯へと続く階段
この上の写真の階段が、「ヲタク」をヨンジュ洞に誘ってくれた
運命の階段だ。
この階段のおかげで、「ヲタク」は、新しいプサンに出会うことが
できた。
△丘陵地帯中腹の階段
ヨンジュ洞の階段を登りに登って「ヲタク」が到達した新しい
展望スポットについては、別の稿で紹介することにしたい。
(終わり)
△階段の降り口
前回のプサン訪問記で「恐怖の百段階段」として紹介した
急傾斜の階段に正式な名称があることを、2009年冬の
プサン訪問で初めて知った。
階段降り口横に立つ電信柱に、通りの名称が表示されて
いたのだ。
見ると、「168계단길(168階段通り)」とある。
ここにある「168계단(168階段)」が、つまり、この階段の
名称なのだ。
△草梁の「168階段」
実は、この「168계단(168階段)」は、階段下の地名としても
使われている。
△階段下の地名表示
これも今回初めて知ったことだ。
実にささいな発見だが、草梁ファンの「ヲタク」としては、けっこう
うれしい新発見だった。
△階段下の地名表示(2)
それにしても、以前、この階段下のすぐ近くに、妻の姉家族が
住んでいたこともあったのだが、今頃になってこの地名を
知るとは、全くもって迂闊な「ヲタク」であった。
(終わり)
チョリャン(草梁)2洞には、坂の街・チョリャンでも珍しいくらいに
急な階段がある。
ゆうに100段は超しそうな階段だ。角度も45度以上はありそうな
急階段。
「ヲタク」は、この階段を「恐怖の百段階段」と名付けたい。
はじめは、写真に収めるだけで、登るつもりなど全くなかった
のだが、そこは「ヲタク」・・・。
写真を撮り終え、いざ階段を後にする段になって、「やっぱり
登るべきである!」という「ヲタク」の意地が、急に頭をもたげた。
「ヲタク」は自分でもよくわからない妙な意地に突き動かされ、
一旦は背を向けた階段を、手すりを頼りに懸命に登った。
頂上まで登りつめた後、上から見下ろす急階段。これが、また、
けっこう怖かった。
この坂の頂上は、チョリャンサンボク(草梁山腹)道路につながる
車道の脇にある。下記写真の掲示板横が、階段の降り口だ。
2009年夏のプサン訪問では、足に大きな豆が3つもできた。
無理もない話だ。
最後に、この階段を下る途中に撮った写真を掲載しておく。
写真中央に見えるのは、プサン駅だ。
なお、この「恐怖の百段階段」のすぐ下には、道を隔てて、
もう一つ別の急階段がある。
この階段を下れば、チョリャン(草梁)の商店街まで、
そう遠くはない。
(終わり)
2009年の夏も、「ヲタク」は2泊3日の日程で、妻の実家の
あるプサン市東区チョリャン(草梁)洞を訪ねた。
非常に短い滞在となったが、それでも、撮影した写真は
総数で500枚を超えた。写真の整理とブログへの記録には、
けっこうな時間がかかりそうである。
しばらくの間、韓国メディア観察は休止し、できるだけ慌てず、
楽しみながら、2009年夏の訪問記を記録して行きたいと
考えている。
まず、記録の手始めに選んだのは、坂を下る女性の写真。
一人の女性が、丘陵地帯の頂上付近を走るサンボク(山腹)
道路から、チョリャン(草梁)の街へと急な坂を下っている。
特に女性を意識して撮った写真ではないが、風景の中に
女性がいるといないでは大違いの写真である。
チョリャン(草梁)では、多くの人が坂とともに暮らしている。
(終わり)