VIVA セレッソ大阪

僕の大好きなセレッソ大阪を中心とするサッカー観戦記

川崎に完敗・・・J2降格

2006-12-03 11:47:07 | セレッソ大阪
セレッソ大阪1-3川崎フロンターレ(大阪長居第2陸上競技場)

川崎に力負け・・・J2に降格してしまいました
雨の中の観戦だったのでこの結果は余計に辛かったです。
最後の挨拶で塚田監督には当然の大ブーイング、泣きながら「残念ながらJ2に降格しましたが、セレッソ大阪はこれで終わったわけではありません。1年で必ずJ1に復帰できるように頑張ります。」と挨拶した古橋選手には拍手、最後の挨拶で足を引きづり場内1周した(試合中に負傷し、プレー続行が無理なのにピッチにいったん戻るというこの試合に賭ける思いは十分伝わりました)西澤選手にはみんな涙でした。

試合をあらためてTVで振り返りました。セレッソの攻撃は川崎に比べてなんと非効率なことか。西澤選手が負傷退場した後、解説の原さんが「古橋選手を前に出してゴールに近いところでプレーをさせたほうがいい。彼のシュートには可能性がある。」「点を取りに行かないとだめだから、名波選手をボランチに下げて古橋選手をゴールの近くでプレーさせたい。」と何度も言っていました。そのとおりだったと思います。
相変わらずGKからのキックが狙ったところにいかない、スローインが見方につながらないシーンも多かったです。滑りやすいピッチの影響があったのかもしれないですが、基本的なことをやりなおしてほしいと思います。
また名波選手がボールを持っても前に2人しか選手がいなくて攻撃が遅れたシーンも何度も見ました。8月末のFC東京戦は前に3人いるサッカーをしていました。なぜこの日の良かったサッカーを続けないのか?それより前にファビーニョ選手が抜けた後に補強できなかったフロントや選手の特徴を生かせなかったこの1年がJ2降格という現実をもたらしたのだと思います。

これからのことを考えると、チームとしてのビジョンをしっかりしてほしい。監督がころころ変わるたびにサッカーが変わっています。
大宮はずっと4-4-2のシステムでスペースを有効に使いオートマチックに動くサッカーを続けているし、甲府も3・4年前からずっと3トップシステムでサイド攻撃中心のサッカーをしていました。監督が変わってもずっと変わらず・・・。セレッソはどんなサッカーをするのかビジョンを確立し、そのビジョンに基づく監督起用、選手補強を続けていく必要があると思います。
幸い以前に降格した時とは違い、チームには柿谷選手、森島選手と各年代の日本代表の中心選手となるいい若手がいます。他にも若い有望な選手がいます。レンタルで鳥栖に行きレギュラーで活躍した濱田選手の復帰も必要でしょう。若い力がベテランを押しのける勢いで成長してJ1に戻ってきてほしいです。

来シーズンについては監督選びは難航しているようです。また選手は何人チームに残ってくれるのでしょうか?日刊大阪によると大久保選手は「(去就は)これから考えます」、西澤選手は「基本はセレッソですが、いろいろ考えます」とどうなることやら・・・。その一方で古橋選手は「ボクはこのチームでやる。残って強くする」と残留を明言。今季限りでレンタル期間が満了する名波選手までが「J2でプレーしても構わない」と発言し残留を前向きに考えてくれる選手もいます。
1年でのJ1復帰に向け、これからの動きに注目したいと思います。


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