VIVA セレッソ大阪

僕の大好きなセレッソ大阪を中心とするサッカー観戦記

塚田監督辞任、柳本選手引退、山田選手契約更新せず

2006-12-03 21:23:10 | セレッソ大阪
もう来シーズンに向けての動きが始まっています。
1)塚田監督の辞任が発表されました。日刊スポーツによると小林監督が連れてきたコーチと意見が合わず苦労していたとのこと(塚田監督は非公開練習はしたくなかったがコーチは反対したなど)。ただJ1残留という結果を残せなかった事実は変わらないのですが・・・。
2)柳本選手が引退しました。元日本代表で足が速くてカバーリングに優れていたDFでした。2003年からセレッソ大阪に在籍し、ピンチを何度も救ってくれました。慢性的な足の怪我で苦労したと思いますがお疲れさまでした。
3)山田選手との契約を更新しないことになりました。通常セレッソでは戦力外通告選手を公表せず、移籍先が決定してから発表します。しかしこの時期に発表するということは9日の最後の練習までにサポーターに別れを告げたかったからでしょうか?セレッソでは思ったような活躍ができませんでしたが、新天地での活躍を祈ります。

川崎に完敗・・・J2降格

2006-12-03 11:47:07 | セレッソ大阪
セレッソ大阪1-3川崎フロンターレ(大阪長居第2陸上競技場)

川崎に力負け・・・J2に降格してしまいました
雨の中の観戦だったのでこの結果は余計に辛かったです。
最後の挨拶で塚田監督には当然の大ブーイング、泣きながら「残念ながらJ2に降格しましたが、セレッソ大阪はこれで終わったわけではありません。1年で必ずJ1に復帰できるように頑張ります。」と挨拶した古橋選手には拍手、最後の挨拶で足を引きづり場内1周した(試合中に負傷し、プレー続行が無理なのにピッチにいったん戻るというこの試合に賭ける思いは十分伝わりました)西澤選手にはみんな涙でした。

試合をあらためてTVで振り返りました。セレッソの攻撃は川崎に比べてなんと非効率なことか。西澤選手が負傷退場した後、解説の原さんが「古橋選手を前に出してゴールに近いところでプレーをさせたほうがいい。彼のシュートには可能性がある。」「点を取りに行かないとだめだから、名波選手をボランチに下げて古橋選手をゴールの近くでプレーさせたい。」と何度も言っていました。そのとおりだったと思います。
相変わらずGKからのキックが狙ったところにいかない、スローインが見方につながらないシーンも多かったです。滑りやすいピッチの影響があったのかもしれないですが、基本的なことをやりなおしてほしいと思います。
また名波選手がボールを持っても前に2人しか選手がいなくて攻撃が遅れたシーンも何度も見ました。8月末のFC東京戦は前に3人いるサッカーをしていました。なぜこの日の良かったサッカーを続けないのか?それより前にファビーニョ選手が抜けた後に補強できなかったフロントや選手の特徴を生かせなかったこの1年がJ2降格という現実をもたらしたのだと思います。

これからのことを考えると、チームとしてのビジョンをしっかりしてほしい。監督がころころ変わるたびにサッカーが変わっています。
大宮はずっと4-4-2のシステムでスペースを有効に使いオートマチックに動くサッカーを続けているし、甲府も3・4年前からずっと3トップシステムでサイド攻撃中心のサッカーをしていました。監督が変わってもずっと変わらず・・・。セレッソはどんなサッカーをするのかビジョンを確立し、そのビジョンに基づく監督起用、選手補強を続けていく必要があると思います。
幸い以前に降格した時とは違い、チームには柿谷選手、森島選手と各年代の日本代表の中心選手となるいい若手がいます。他にも若い有望な選手がいます。レンタルで鳥栖に行きレギュラーで活躍した濱田選手の復帰も必要でしょう。若い力がベテランを押しのける勢いで成長してJ1に戻ってきてほしいです。

来シーズンについては監督選びは難航しているようです。また選手は何人チームに残ってくれるのでしょうか?日刊大阪によると大久保選手は「(去就は)これから考えます」、西澤選手は「基本はセレッソですが、いろいろ考えます」とどうなることやら・・・。その一方で古橋選手は「ボクはこのチームでやる。残って強くする」と残留を明言。今季限りでレンタル期間が満了する名波選手までが「J2でプレーしても構わない」と発言し残留を前向きに考えてくれる選手もいます。
1年でのJ1復帰に向け、これからの動きに注目したいと思います。