怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

流行りのフィンランド

2005-04-02 13:37:58 | 教育
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20050402us41.htm
見捨てぬ指導/共感の声(フィンランドの教育)

今や教育界の注目の星。フィンランド。
この記事で!と思った点について記述する。

>◆2割の子が「補習」手厚さに驚き 
>フィンランドの教育を取材中、最も印象に残ったのは、授業の流れから遅れそうになった子供を手厚い補習授業で支えていく「特別補助教育」の制度だ。
>子供たちの約2割が義務教育の9年間で、1度はこの制度のお世話になるという。

この補習制度がどのような時間と人員で行なわれているシステムなのだろうか。
(検索を面倒がっているのがバレバレだが、だれか教えて!)

>感想を尋ねると、すかさず「恥ずかしいことではない」という答えが返ってきた。
>恥ずかしいどころか、保護者や子供は「積極的に利用すべき権利だ」ととらえているようにも思えた。

よく理解され、うまく運用されている証拠でもある。
実際のは日本でも当然の権利として主張されるべきことだなと思う。

>私自身、算数で割り算を学ぶ時、学校を休んだため、しばらくは割り算が苦手だった。
>そんなアクシデントも含めると、勉強の遅れは、誰もが体験する可能性がある。
>「遅れても見捨てない」。フィンランドに学ぶべきだと思った。

実際には全教科に渡って担任一人の力でフォローする事はできないのが日本の教育システムの現状ではある。
宿題もそうだが、確実にやることを徹底し、指導・評価に生かしていければ最高に効果があがるだろう。

私もそうだが、例えば宿題という名の家庭学習の徹底は、大きくは二つの問題がある。
一つは量の問題。
適切な量というよりは、担任が丸付けや評価処理ができる程度が限界である。のべつまくなく宿題を課す事は不可能である。
よく転出入児童から、別の学校の先生は宿題の量がこうだったという情報を聞くが、自分よりも多くの宿題を出している人の話をきくと、どうやって処理をしているのか首をかしげる。
(あげくに、処理をいいかげんにしているか、よほど暇な学校なのだろうかとも考え、うらやましく思ってしまう)
また、学校で行なう学習がそんなに不足しがちなものとしてとらえているのかと疑ってしまう。
逆に少ないと、そんなことで力がつくのか?ちゃんとやっているのか?と疑ってしまう。
教師をやっていてもそう思ってしまうのだから、親も気が気ではないと思う。
今一つは家庭での処理の問題。
音読、調べものなどの宿題は特に顕著になるが、家で面倒を見てもらえているかどうかは、当然、課題の提出量と相関関係にある。
宿題は補習の目的の他、一定の家庭学習の定着を目指している。
宿題をやらなくても遅れない子はでるが、将来的にみて、そういった子の中から、ぜんぜん学習習慣がない子どもが生まれ、伸びが頭打ちになるのである。

宿題の話になってしまったが、補習を行なう際には、その必要性や運用に理解がないと難しい点もあると思う。
個人的には、デジタル配信のようなコピー授業による補習も考えられるが、個別指導チックなものを期待されているのだろうし、いろいろな対応が可能になるためには、一定のシステムが共通理解されないと効果的にはならないと思う。
私は長期休業を利用して補習を行なっているが、様々な拘束のもとで、のべつ幕なくやることはできないジレンマを抱えているのが実情である。

割れ鍋に閉じ蓋

2005-04-02 10:45:39 | 戯言
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200503310265.html
「校門は原則施錠」 学校の安全対策、文科省が強い指針

仕事を増やすなよ。
いったい抜本的な改革はできないのだろうか。
教育問題のようで社会問題だし、あんまりいい事言えそうにないので、カテゴリは「戯言」にしておこう。

提案したい。
学校の安全管理システムをハードウェアから下支えしてほしい。
登下校の出入り口、職員の出入り口、校庭への出入り口、来客口等を一元管理できるようにしぼり(建て替える)、最低でも校舎内を名札なしで過ごせる状況を作る。
もし、校舎内に不審者が侵入した場合、警報設備等は必要だが、教師の防衛訓練や防衛力強化アイテム支給は効果が薄い場合もある。対策を専門家等の提案を重視して行なう。
学区域の交通安全も含めた安全対策員を雇う。ないしはボランティアを募り、教育委員会で一元管理する。
(なんでもかんでも学校管理にもってくるな!ということ)

予算がないだろうなぁ。
学校って、教育するところだろ・・・。
しかも、これでまた不審者による事件とかあれば、「教師の対応が・・・」とかくるんだろうな。
責任転嫁も甚だしいよ。文科省。
一応やりました!っていいたいこと丸見え。(いつもそうだからねぇ)

リスタート

2005-04-01 22:47:11 | 戯言
新学期というやつだが、実際には始業式までおあずけな感覚。
今年度は3年生。
両脇を女性担任クラスに挟まれているが、華やかしさとは反対(?)に、二人ともニューフェイス。
一方は、控えめそうでいて、なかなかの仕事上手かつ仮面の使い分けがよくできている様子のしたたかさを見せる。
怒らせるとうるさそう。だが、微妙な関係にはなれていそうなので、適当さもありそう。
年の功ありと見た。
もう一方は新規採用。まだ、つかみきれないが、若さはあるのでなんとか乗り切り型の新人と見た。
同じ大学学科出身。後輩か・・・。ちょっと中身が知れる。
まあ、仲良くやっていく。
これにつきる学年経営方針はないかもしれない。

なんか今日は落ちがないなぁ。