「中国と戦争辞せず」 石原知事が発言否定(産経新聞) - goo ニュース
石原がそんなことを言ったのか?
言っていそうだなという気にもさせられるキャラクターなだけに、否定発言を疑ってみたくなって、こんなのを見つけた。
(以下、部分引用)
東京都知事 石原慎太郎--「血を流す覚悟」はあるか
プレジデントオンライン2012年10月13日(土)18:20(PRESIDENT ONLINE)
日中が対立する尖閣問題だが、今回の騒動の発端はこの人物。4月に都による購入計画を打ち上げた。そうなれば中国は必ず反発する。あわてた政府は国有化に動く。「都が所有すれば漁業施設を建設する。国有化して現状維持する」と中国に説明したが、結果は同じ。反日攻勢が続いている。外務省の幹部は「ボタンを押し間違えれば戦争になる」と危機感を募らせる。
石原氏は対話重視の外務省を「腰ぬけ」と批判する。「自分の国は血を流しても守るべき。通常兵器の戦争なら日本が勝つ。これを知らないからびくびくしている」と豪語する。
衆議院議員に初当選した直後の1973年、国防意識の高揚などを謳ったタカ派集団「青嵐会」を立ち上げた。その頃、尖閣周辺の海底油田が注目されて領有権問題が浮上し、78年、青嵐会は魚釣島に灯台を建設。さらに「核武装せよ」「徴兵制復活」と物議を醸すが人気は衰えない。99年から都知事4期連続当選を果たす。沈黙が美徳となってしまった日本社会で、歯に衣着せぬ発言は、やるせない不満の発露としても一定の支持を得ている。
(以上、引用おわり)
な~んだ。
同じようなことはどこかで言っているんじゃないか。
(以下、産經新聞より引用)
尖閣、石原氏に矛先 前原氏「購入言い出さなければ問題なかった」
産経新聞2012年10月13日(土)08:02
前原誠司国家戦略担当相は12日、BS朝日の番組収録で、石原慎太郎東京都知事が沖縄県・尖閣諸島の購入を目指したことを「海上保安庁も自衛隊も持っていないのに気合だけで言ってもらっては困る。(購入計画は)はったりだ」と強く批判した。中国で反日デモが広がったことについても「もともと石原氏が(尖閣購入を)言い出さなかったら問題は起きていない」と中国側の反発の矛先を石原氏に向けた。
国有化前の8月19日に首相公邸で行われた石原氏と野田佳彦首相の秘密会談も「石原氏は『(中国との)戦争も辞せず』というような話をして首相はあきれた。都が所有しては大変なことになると首相は思った」とやり取りを明かした。
(以上、引用おわり)
このことについての否定発言だったのだろうけれど、前原氏の問題は「戦争」云々よりも「都の尖閣購入」を中国摩擦の大きな引き金として捉えている部分の方が問題だろう。
そういった側面は否定できないのだけれども、問題をそこに矮小化するようなイメージで語ったとすれば、それはそれで冷静な発言とはならないだろう。
ま、なんにつけ、空中戦というか、たんなる水掛け論な気がする。
そういえばそういうのが売りの産經新聞だっけ。
(以下、引用)
「中国と戦争辞せず」 石原知事が発言否定
産経新聞2012年10月20日(土)08:02
石原慎太郎東京都知事は19日の記者会見で、前原誠司国家戦略担当相が沖縄県・尖閣諸島国有化前の今年8月に行われた石原氏と野田佳彦首相との会談についてテレビ番組で「石原氏は(中国との)戦争も辞せずと話した」と発言したことに対し、「そんなことは言っていない」と否定し、「前原ってやつはロクでもない」と激しく批判した。