怒りのブログ

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2011-11-19 07:26:50 | 教育
震災教訓、教員に防災研修 臨機応変を重視 文科省(朝日新聞) - goo ニュース

文科省のリードで行われる事実は前向きに受け止めたい。
わずか220人でも、そこからスタートという風にも考えたい。

現場にリーダーをつくっていくことは必要だけれども、「そういった研修をしましたよ」という形で終わらないことを望みたい。

防災に関わって、教育現場がどういう機能を持ち、実際上、どこまでの対応ができるのか、マニュアル作りや計画や画餅な訓練研修で終わらないように、施策の継続を文科省主導で行うことが必要だろう。

また、防災に関わる部署との連携を模索し、そこに人材も予算も落とし、アカデミックな第三者機関からの評価も入れて行くべきだろう。

なぜこんな指摘をするかというと、今まで導入されてきた防災上の新しい施策の中で、どう斜めに考えても実際上は使えないだろうという設定の訓練などが現場で繰り返されている事実があるからだ。

現場にリーダーを導入しても、有効に活用できないだけの「多忙」という構造上の問題があるのだから、きちんと運用するのは言い出しっぺの文科省ではないだろうか?という話を考えている。
別に現場の責任を棚上げするつもりはない。