goo blog サービス終了のお知らせ 

帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

初詣とオリンピック

2020-12-26 09:55:00 | できるかな
初詣どうしましょ。

密は避けたいですが行かないわけにもいかないわけで。

うちの爺(実家が神社)に聞いてみたら「そんなんいつでもいい」とのことでした。

聞くと、年内ならいつ行っても初詣になるんだとか。

調べてみたところ、今のスタイルの初詣は明治時代に鉄道会社のキャンペーンで流行らせたものでした。

東海道線の開通で川崎大師へ行けるようになったからなんだとか。

恵方巻や成人式みたいに意外と歴史は若いですね。

正統的には住んでいる町内の寺社へ籠もったりするみたいですが、寺と神社のどちらへ行くべきか。

これも明治以前は神仏習合だったので、どちらに行ってもいいそうです。

昔は寺だったのが神仏分離で神社になった、という例は多いですからね。

お賽銭の歴史もこれまた若く、戦国時代に貨幣が一般に流通するようになって鎌倉の鶴岡八幡宮が賽銭箱を作ったのが始まりなんだとか。

で、ちゃりんと銭を入れて「願い事をする」のは長く続いた武家社会の悪癖で、

金銭の見返りとして願いを叶えてもらうことを要求するのではなく、一年間無事に過ごすことができたことを感謝するのが本筋とのことです。

または、これからの一年をどのように過ごすか、その決意を具体的に表明し、それをお見守りいただきたくお願いするのが正しいんだとか。

しかしまあ、日本は八百万の神の国ですし、もともと神も大乗仏教も一緒くたなんですからゆるーくいきましょう。

新潟の神社へ行ったら、地元民たちが柏手を4回打っていて仰天したことがありましたが、そんなローカルルールも存在するくらいガバガバなんです。


ガバガバといえば、東京オリンピック大丈夫かな。

国も都も絶対やる、としか言わないけど。

ついにコロナ変異種が日本に来た、とニュース速報で流れ、多くの国民がこれはダメそう・・・と感じている今でも、誰もやめられない止まらない。

もはや日本のお家芸である大本営の様相を呈しておりますので、神であるバッハの聖断を再度、仰がねばなりますまい。

それにしても、オリンピックもリニア新幹線も、昭和のジジイの夢につきあわされて、若い人たちがかわいそうでみてらんないよ。

これらまさに負のレガシーですものね。

鬼が笑いますんで、このへんで。











コメント (2)