帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

ホテル

2008-03-31 15:14:31 | 東京特派員

東京出張。

自宅がリフォーム中なので、滞在ホテルを探していたところ、友人の計らいで都内の高級ホテルに格安で泊まれることになった。
1泊5万円以上はするクラブルーム(ラウンジ・スパ付き)なのに東横インなみの価格でよいという。

まったく持つべきものは友である。

ホテルの敷地内にはいくつかの池や寺や塚がある。
もともとは大名の武家屋敷だったと聞く。
そういう場所は必ず呪鎮が効いているので、よく眠れる。
ある実験によると、リピーターの多いホテルは、そうでないホテルに比べ、地磁気が有意に高くなるという。
その土地の「瘴気」が抑えられているのだろう。

自宅でさえ不眠なこの俺が、初めて泊まるホテルで昼近くまで爆睡できたのだから、そうとうなものだ。

スパで汗を流した後、散歩しながら庭園内の十数種類の満開桜を愛でていると、ここのところ固まりつつあった心がだいぶほぐれてきていた。

その時、今回の友のはからいが弱り気味な俺へのプレゼントだったことに、ふと気づく。

ありがとう、心優しき友よ。

だが君に内緒で、もう1日延泊させてもらうわ。(笑)

英気を養って沖縄に帰り、またがんばってくるよ。

 

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レソト王国

2008-03-22 14:28:31 | ノンジャンル
皆様はレソト王国という国をご存知でしょうか。

トルクメニスタンに続き、俺の訪れてみたい国のナンバー2です。



















南アフリカの地図の中にぽつんとあいた丸い穴がレソトです。
実際に南アフリカに占領されていた時代もありました。

王国なので当然「王様」がいます。
アフリカという大陸は、アミン大統領をはじめ、とんでもない人物をしばしば分娩しますが、このレソトの王様がまたなんとも味わい深いキャラクターなのです。

軍事クーデターで一時は王位を失ったものの、その王位後継者が数日後に交通事故で死んでしまい、やっぱり王様に帰り咲いてしまう、という強運の持ち主です。

アフリカの南部といえば、エイズの問題でどの国も大変なのですが、レソトのHIV感染率はなんと国民の1/4。。
国民の平均寿命は60歳から35歳になってしまうというとんでもない事態に。

そこで執った王様の方策とは・・・。

なんと、セックス禁止。
法律で18歳以下はセケス禁止にしてしまいました。

まあ、日本でも建前上は淫行条例でそういったことはなるべくできないようにされているのでおかしな話ではないのですが、
この王様、あろうことか法律施行後まもなく17歳の妻を娶ってしまったのです。しかも何人も。

レソト国民の女性たちは、自分ばっかりずるいじゃないか!と怒り狂い、お城の前でデモを繰り広げます。
一時は戒厳令直前までの事態になりました。

そこでとった王様の方策とは・・・。

門を開き、城内にデモの皆を招きいれ、牛をつぶしてバーベキュー大会。

皆もおいしい牛をたらふく食べて、満足して帰っていきましたとさ。

実はかなりやり手の王様なのかもしれませぬ。


この不条理な世の中で、もがいていかねば暮らせない我々ではありますが、こんな牧歌的な国が現在この世に存在している、という事実があるだけで俺はチビリとうまい酒が飲めるし、もう少しがんばれる(ような気がする)のです。

そしてもがいて働いた後には、できるだけはやくこの祝福された地や、彼の地を訪れて、この眼で、肌で、俺の生まれ育ったリアルな地球を感じてみたいのです。

  レソト王国はこちら





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着陸

2008-03-02 18:12:06 | ノンジャンル
俺のジョギングコース、瀬長島。

前にも書いた、那覇空港のすぐとなりにある小さな島です。

頭上をかすめるジャンボジェットがなかなかの迫力で、

カメラ小僧が長玉で撮影する姿をよくみかけます。

似たような島がヨーロッパのどっかにあったなあと思って調べてたら、ものすごい映像がみつかりました。

すごいっていうか危ない着陸だ!




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