帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

湯気

2012-03-25 16:02:00 | ノンジャンル
ふと思ったんだけど、原子力発電っていうのも結局はタービンを回すための湯気がほしいから釜を焚いているんですよね。
何万キロも離れた小惑星へ探査機を着陸させて、帰還させることができるような素晴らしいニッポンの技術があっても、必要なのはユゲ。
湯気がなけりゃ何にもはじまんない、って産業革命のころから変わってないのね。
変わったのは燃料か。大量のお湯をわかすのに核燃料使ってるってことだ。

で、そんなおっかない物を水につけてお湯をわかしてきたけど、再利用とか廃棄方法を40年以上も巨大な予算をかけて研究して、いまだよくわからないらしいです。
企業だったらそんな研究部署はとっくに閉鎖ですよ。
なんかまぬけな感じがしませんか。

そんなに湯気がほしけりゃリスクを背負わなくたって日本中の温泉地に売るほどあるだろ、といいたいところですが国立公園の景観がどうのこうのでダメなんだって。
地熱利用ってすげえクリーンなエネルギーで、周りは山だから反対住民なんかほとんどいないし、っていうかサルのほうが多いし、そもそも国有地なら用地買収もいらないでしょ。
もし事故を起こしてお湯が噴出しても、わーい、温泉地がまたひとつ増えたってなもんですよ。

でも景観をこわすからダメなんですと。

国立公園内にある厳島神社なんて「海の中に真っ赤な鳥居」だよ、どう考えたって不自然なんだけど、あれも歴史のメガネでみると自然な景観なのか。

ああそうですか、でも歴史をいうなら京都や倉敷なんかね、電線のせいで景色ぶち壊しだよ。




         景観・・・    もうとっくに壊れてますよ!

こんなもの土に埋めればいいのに。
日本全国が景観壊れてんですもの、せめて地熱で温泉利用で湯上り気分といきましょうよ。
ババンバ・バン・バン・バン!

そんなこんなで、お湯についてしらべてみたら、発電で必要なのは湯気ではなく水蒸気だということを知りました。

やかんで湯を沸かした際、その口から湯気が噴出しているところを見ると、口の近くだけは透明に見える。この部分は水蒸気であり、外気に触れて気体の温度が低下し凝結して細かい水の粒となったものが湯気である。 (ウィキ先生より)

なんだ。ユゲと蒸気は別物か。
湯気で原子炉蒸してどうすんだ、饅頭じゃあるまいしって話か。
すいませんねえ、まぬけは俺でした。
風呂でも入ってはよ寝よ。
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