帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

台風接近中

2010-08-31 11:48:00 | 台風

台風6号・7号・8号がいっぺんに沖縄近海に集合している。

学校もバスもモノレールもお休みだ。

近所のジャスコは朝から水を買うたちでいっぱいだ。

「台風が近づくと水がよく売れる」というのは沖縄ではよくみられる光景だが、理由はよくわからない。
かつて相当ひどい断水にみまわれたのだろうか。



           台風情報がパニックをおこしています

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金継ぎに挑戦! その3

2010-08-31 01:17:00 | 金継ぎ/漆
よしざる老人は、繕っている陶器の漆の乗り具合はどうだろうか、などと気になって仕方がないらしく、寝かしつけた器の寝顔をそっと覗いているようだ。

ふたを開けてみると、やや、目にみえなかった傷さえもが勝手に修復されてきているではないか。
ウルシって、すげぇな。。
        「いい景色ですねぇ・・」とか独りごとを言ってみたくなる




で、その老人の親も那覇港でサヨリを釣ってご満悦の様子らしい。

 
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金継ぎに挑戦! その2

2010-08-25 16:57:00 | 金継ぎ/漆
おはようございます!

昨日に引き続き、割れた蕎麦猪口の修復作業にかかります。

           じいちゃんは何にでも触るから、念のために警告


さてこれからの作業が難関だ。
「ホツ」という縁の欠けた部分の修復作業。

          破片は掃除機で吸ってしまった・・・

エポキシがあればわけはないのだが、江戸のスタイルにこだわって「錆漆」というものを作ってパテ埋めします。
口に触れるものなので、自然の素材を使いたいという理由もあります。

           砥の粉を微量な水でねりねり1時間
 

            同量の生うるしを混ぜ合わせ再びねりねり1時間


             気分はもう左官屋さんだ


なんか昨日から練ってばかりで飽きたので、途中で錆漆の盛りつけ用に割りばしで筆を作ったりします。

           刃物を使って気分転換


練り続けること3時間、いよいよ盛り付けタイムです。



           よく見えない眼と、震える手。俺は老人か。


          左、江戸職人の修復痕。   右、ダメだこりゃ。


かぶれるのが怖くて手が震えるし、老眼で近くのものがよく見えないから難儀しましたが、苦労して作った錆漆を欠けた縁に盛っていく作業は、なんともいえない愉しさがありました。
そしてエコ観念ゼロだった俺が、モノを大切に使うことの意味を身体をもって知ることになりましたですよ。
100均一はこれからも使いたおしますけどね。

修復はまだ半ば。このまま湿度を80%に保った衣装ボックスで冷暗所に1カ月間寝かせた後、(うまく乾燥できたとしたら)いよいよお楽しみの金粉ショー。

リスじゃないけど、どこに埋めたか忘れちゃいそうな予感もします。

     以上、夏休み自由研究でした。おやすみ、蕎麦猪口たちよ。
 

             来月にはこんな風にしてやるからな





・・・なんてことやってたら、もう夏休みは終わり?!
うん、そうね。楽しかったよ、海にも行けたし。
明日からお仕事がんばります!

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金継ぎに挑戦! その1

2010-08-24 15:48:00 | 金継ぎ/漆
夏休みの宿題がある。

今年の4月5日に報告した割れた蕎麦猪口の修復だ。
これだけは家人がいないうちにやっておかねばならない。

エポキシ系のボンドでくっつけることも考えたが、江戸好きとしてここはひとつ日本の伝統的な修復法「金継ぎ」にチャレンジしてみよう。
作業終了までしばらく時間がかかるので、備忘のために記録しておきます。




ホームセンターで筆・金粉・テレピン油・耐水サンドペーパーを、釣り具屋で浮き作製用のウルシ・金粉を購入。計3,000円也。
はっきりいって新しい器を買ったほうが安い。(だから家人のいないうちにやらねばならぬのよ・・)

どの破片がどれのものかをパズルしていたら、江戸時代のころの職人さんの修復痕をみつけた。
昔の人たちはこうして物を大切に使っていたのか、としばし感慨にふける。
100均でなんでもそろっちゃう今だからこそ消してはなるまい、伝統技術。

         何人がこれで蕎麦をたぐったのかと思うと捨てられない


まずは大きな破片の接着です。麦漆という、ご飯とウルシを混ぜた接着剤をつくります。

            軟らかい飯を30粒ほどネリネリします

            同量の生うるしを混ぜてひたすらネリネリ
            しばらくすると粘り気がでてきます


この麦漆を筆を使って丁寧に破片に塗りつけて接着します。


        うるしに触れるとかぶれるので手袋をつけてゆっくりと

           塗り終えたら30分ほど放置するのがポイントらしい

            圧着完了! このまま一晩寝かせます
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少年時代

2010-08-23 10:40:00 | 沖縄ねた

職場が夏休みに突入したゆえ、積極的に海へ行く。

岡星一家と沖縄南部の離島、コマカ島へGO!
車で30分ほど走り、ボートで10分揺られるとそこは青い海と白い砂浜の楽園。

昨日は南シナ海でタマンを釣り、今日は太平洋でシュノーケリング。

あぁ、気分は少年時代だ!


             でもポッコリした腹が悲しき中年




海に潜ると、昨日釣りあげた「タマン@海のイノシシ」がうようよ泳いでいた。

岡星息子はちょっと目を離すとどこへ行ったかわからなくなるまでに泳ぎが上達している。
彼が嬉々として魚を追いかけまわしている姿をみていたら、沖縄というところは少年の夏休みには最良の環境なのだなぁ、と、しみじみ思う。



            猪が猫みたいにすりよってきてちょっと怖い



帰宅後、岡星特製の「日本そばのゴマだれぶっかけサラダ刺身あえ」
これがまたすごい。
それぞれの食材の持味を全て抹殺していて、いや、味の足し算の極みというべきか、セオリー無視なんだけれどもなぜか猛烈に美味いという不思議な食べ物をごちそうになった。

冷えたオリオンビールによくあうところも大満足なのでした。

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