帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

ちんちんの骨

2019-06-16 14:59:00 | つれづれ
朝ドラ「なつぞら」がようやく直視できるようになってよかったです。

十勝編では、なつが河原で生焼けのアメマスを泣きながら食べたりするので、観てると涙がこぼれてしょうがなかった。

大河ドラマも視聴率は悪いらしいですが、前回の、金栗の鍛え上げられた脚をぴちゃぴちゃ叩いて喜ぶ女学生たちのシーンが神回だった、と五体不満足の乙武さんが申しておりますので、諦めずに観続けようと思います。


さて、2015年の沖縄開催に続き、行ってまいりました大哺乳類展2。

今回のテーマは「みんなの生き残り作戦」





あるものは獲物を捕らえるために、また逃げるために高速走行の骨格を手に入れ、またあるものは外敵からの侵襲を防御するために、装甲の骨格を備えた。
すげぇ。

食物をとるために海に帰るもの、木々を飛び移るために皮を伸ばして空を滑空するもの、ついには二足歩行をする者が現れた。
やべぇ。

子供そっちのけで楽しいです。

もう、娘にいちいち説明するのも億劫なので借りてしまいました。


音声ガイドにお任せ! の無能な父です。
前回はまだ年長さんだったので、ぼーっと眺めていた娘も、今回はじっと聞きいっておりました。

そんな彼女が特に興味を示した展示物は

いろんな哺乳類のおちんちんの骨。
生殖もまた生き残るために重要な要素です。

自分にないものにある骨にまあ食らいつく。

ちらりと俺の股間を見た。すまんな、人間にその骨は無い。

あったら良かったのに。

わかんないけどあれを自由自在に動かせたらたぶんものすごいことになると思います。

俺が? 相手が? どちらもですね。

神はなぜそうしたんでしょう。

もったいないことです。ほんと謎です。


出口で、お約束のガチャポンを回しました。

私はフィギュアが好きなのですが、娘は化石を選びました。

瑪瑙やサンゴ、三葉虫などいずれも本物の化石が出てくるんですが、中には超レアな恐竜の歯の化石も入っているとのことです。


「いやだなぁ、こういう子供だましなことをしやがって、そんなの入ってるわけないじゃん」

「わかんないよ、あたしこういうの得意だから」

ガチャ、ガチャ、ガチャ。


まさかの大当たり、なんとかザウルスの歯を引きよりました。

ネットで検索すると数万円する。

ふえぇ、ほんとに入ってるんだー。

今月を生き延びるために「メルカリで売る」というオプションを選択し、

「なあ、これ、お父さんのアンモナイトとこうかんしないか?」
と提案するも即座に
「嫌です」

とにべもない。


高揚した娘は上野駅のホームでクイズを出し始めました。

「クジラは陸の哺乳類では何の仲間と近いでしょうか」

「え?・・・牛・・かな?」

「ブブー。 カバです。そんなことも知らないの」

音声ガイドが裏目に出ました。

お父さん、耳真っ赤です。

車内でやられたら恥ずかしいから、御徒町で降りて、西口やきとんへ。

北口にあるけど西口やきとん。
ここの皿ナンコツは俺の酒のアテのオリンピック候補入り。

ホッピーを飲みながら、65歳になったら年金生活ができると思って頑張っている世の中のお父さんたちのことを思いました。

「いや、75歳までがんばって。人生100年なんで」

「老後2000万必要だからな」

とかいわれてよく正気でいられるな、と。

フルマラソンでようやっとゴールしたときに

「すんません、まだ20キロ残ってるんで」

なんていわれたら、俺ならきっと狂う。

このままだとキリギリスどころかアリも揃って壊滅じゃないですか。

ほんと、生き延びるって大変ですね。

まあ、ホッピー冷えてるし、ガツ刺しうまいから、いいか。

と、キリギリス脳はなかったことにするのが本当に上手。







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