帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

湯沢トレッキング

2019-10-27 13:07:00 | トレッキング
奥多摩登山の記事を投稿するときに、どういうわけかUPされていなかった8月の記事をみつけたので、以下。


海へ行くと身体は浄化される形で発散するが、山の場合は吸収するというか、なにか足りないものを補う感じだ。

山に年寄りが多いのも頷ける。

都会の猛暑で消耗したので、新潟の山でエネルギーチャージだ。

次女は初トレッキングなので、三俣宿から清津川渓谷を登り、湯沢高原までの行程をのんびりと行く予定。

日本三大渓谷のひとつだけあって素晴らしく美しい渓相

初めてコバルトブルーの川を見た娘が「沖縄の海と似てるけどちょっと違うね」

そりゃそうよ、同じ青だけど、あの海はエメラルド、こっちはコバルトだ。
と言ってはみたが、俺にも違いはよくわからない。


今年もあちこちで熊が現れてますが、世の中の大抵は「見なかったことにする」ことで解決できるものです。

アップダウンはそれほどないけど、沢渡り3回、手すりのない橋、落差100メートルの断崖など所々でスリリングな経験もできました。


ブナの原生林を歩くルートは通常3時間ほどで踏破できるのですが、沖縄育ちの山を知らない小さい足は次第に歩幅を縮めはじめ、、、

4時間でグロッキーに。スタートでの飛ばしすぎを注意するべきでした。
看板に建設省ノ文字が見えます。田中角栄が生きていた頃のものでしょうか。

くまの気配がありますので退散しましょう


帰り道の途中の水場では犬のように水を飲んでいましたが、人間なんだから手を使いましょうよ



道の駅で買った。都会生活に疲れたときにはこいつで渓流パワーをチャージする予定






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奥多摩縦走 

2019-10-27 12:31:00 | トレッキング
トレッキングねたが続いておりますが、山しか行ってないないので仕方がない。
今回は旧友カツヒロと奥多摩の山へ。


この夏から始めた登山も15座を超えたが、すべてソロ登山なのでここらでそろそろ有識者の話を聞きたい。
今はいいけど、いずれ高い山を登る様になったときに、間違った知識をつけていたら命に関わるからね。

ということで旧友カツヒロにおねがいして今回の山行をコーディネートしてもらった。

カツヒロはアルプス北岳の山小屋で働いた経験もある山のエキスパートで、山の荷物の運搬や遭難者の救助もしていたというから心強い。

アルプスで遭難者救助、というと映画「岳」の小栗旬を想像してしまうが

待ち合わせた立川の青梅線始発のホームに立っていたのはただのおっさんだった。

山登りは数十年ぶりとかで、体力はサラリーマン並に落ちてしまっており、昨日の準備で山の道具を倉庫から引っ張り出したときには、

「そんな古いコッヘル持っていったら腹を壊すよ」

とワンダーフォーゲル部出身の奥さんにたしなめられたそうだ。

登山口に着き、あるき始めた途端、

カツヒロ 「あせった、雪かとおもったら土嚢だった」

・・・雪なんてまだ北海道でも降っていない。

こっち・・・あれ? こっちかな?

などと地図を縦横に回しながらルートを探している姿をみて、
こいつ大丈夫か、スイスで山登りしてた奥さん連れてきてもらったほうがよっぽどためになったんじゃないだろうか、とかうっすら考えたりしたがもう何を言っても始まらない。
前日通過した台風の雨で登山道はあちこちがぬかるみ、橋は壊れ、通行不可のルートもあったりして前途がおもいやられるが、今日一日はカツヒロの選んだ山を歩いていくしかないのである。

しかしさすがはカツヒロだった。選びし山は素晴らしかった。



今までで一番面白い登山!

それはカツヒロが、初心者からそろそろ中級者になろうかという俺のペースを勘案したルートを組み、鎖場や急登でうまくリードしてくれたおかげだ。

単独登山もいいものだが、ふたりでスキーの軌跡を編んでいくように登るのはとても楽しい経験になった。

岩場が続いてバテそうになった頃にたどり着いた大岳山頂では


先日初冠雪した富士山がドーンとお出迎え

早起きして4時の始発で来た甲斐もあり、山頂はほぼ独占状態。
乾杯したビールは今年飲んだ中で一番うまかった。

その後、鍋割山→奥の院峰→御岳山と尾根をつたって、俺にとって初の縦走登山になった。

呆れるほど長い下り道ではストック使いを練習し、カンを取り戻したカツヒロから登山用語やルール、地図の読み方などをいろいろと教わった。

・コースタイムの登りと下りの時間が乖離しているところは急登山になる
・山道は登り優先、下りは山側で待機
・登山靴はサイズアップ。分厚い靴下でクッション効果を
・靴紐は登りは足首を締め、下りは甲をしめる
・テント泊のザックは2気室が便利
などなど、勉強になる山行だった。

登山口にある御岳神社に参詣し、麓に降りた。

ちょうど6時間の山行になった。


太宰や井伏に愛された玉川屋で反省会 もつ煮込みが絶品!



御岳神社は犬の神様を祀っていたので、みねにお守りを買った





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台風19号 ラグビー 秩父登山

2019-10-19 10:07:00 | トレッキング
いやー、怖かった台風19号。

ジジババは館山から東京に避難してきたというにまさかの多摩川決壊。

沖縄に住んでいたときでさえ台風にこれほどの危機感を覚えたことはない。

盟友岡星やマメマンが住んでいた高津区のあたりはかなりの浸水被害が出たようだ。

台風一過の翌日、ミネと多摩川へいってみた。



土手に入った黄色い線のところまで水が来た。ここまでの増水は見たことがない。



中国の珠江デルタの開発中の街のようですが、荒れ果てた六郷土手です。


夜は悪友たちと新橋飲み。

ラグビーW杯スコットランド戦をアイリッシュパブで観戦。

若い人たちのギャンギャン耳が痺れる大歓声と熱気の中、我々おっさんの席だけしんみりと。

なんせこのおっさんたちときたら、野球もサッカーもオリンピックもまるで興味がなくて

「さっきから外人同士で戦ってるけど、いったいどっちが日本なの」

みたいな低テンション。

株とかFXとかで日々ごりごりと戦っているから、リソース不足なのだろう。

そういえば2010年のサッカーW杯のパラグアイ戦のときは、たまたま仕事でこいつらとバンコクにいて、現地在留日本人たちと一緒にスポーツバーで観戦したっけ。

延長引き分けで、いよいよこれからPK戦、というタイミングで仲間の一人が

「さあ、そろそろおねえちゃんのいる店へ飲みに行きましょうか」

と言い放ったのは人生の忘れられない1ページだ。


連休明けは熊谷へ。

2日続けて秩父の山に登った。



城峰山頂より雲取山を望む。あの頂にもいつか登ってやろう。


このあたりは狼信仰の土地と聞きました。

宝登山山頂の神社の狛犬の阿形が狼になっていました。火付盗賊除けとのこと。

吽形のほうは犬だった。なにげにかわいい。


木の葉が薄っすらと色づく山の麓で朝飯を食べました。

今年は遅いと聞きますが、もうまもなく紅葉が始まるようすです。






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アルコールストーブを台風の備えに

2019-10-12 09:13:00 | トレッキング
台風19号接近中

935hPaか。風速は中心付近で45mねぇ。

全然たいしたことないじゃん、って思っていたのは沖縄的台風感覚が残っていた去年までの話。

こんくらいの風でも大被害が出てしまうのが本土の貧弱ぅなインフラ。

まだ上陸前なのに、千葉県はもう2万世帯が停電中だ。

館山のジジババも前回酷い目に遭っているので、東京に避難してきた。
吹き飛んだ家の屋根は自衛隊の方たちがブルーシートで覆ってくれたが、今度の台風ではそれももうもたないだろう。

LEDヘッドライトを充電し、アルコールストーブをザックの奥からひっぱりだした。



Amazonで1000円くらいで購入したんだけど真鍮製で、なかなかしっかりした作り

アルコールはドラッグストアで500mlが300円で買えます。
米2合が20mlで炊けるからコスパもなかなか上等。
拳くらいの大きさでコンパクトだし、140グラムちょいの軽さが登山では非常に助かります。

山の上はとても静かなので、無音で調理できるところも気に入っています。

ガスバーナーは火力は強いけれど、シュゴーーっていう中華料理屋的な騒音で興醒めするからね。

カセットコンロのボンベが一斉に店頭から姿を消すこういうときには心の支えになりますし、避難所に重いコンロを持っていくわけにもいかんだろうから、非常用としてぜひ一家に一台おいておくことをオススメします。









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