帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

咲いたー

2011-06-18 22:11:00 | 植物

なんか植物のネタばかりですいません。

俺まだ40代なのにこんな老人みたいな内容ばかりで悲しくなりますが・・。


爺は咲かせました。

前回、不思議汁をふりかけたハイビスカスです。






 

      でもね、爺はまだ枯れたくないんだよ!

       

生い茂る葉っぱが鬱陶しいので散髪しました。
青々とした葉をちぎるのは最初こそ罪悪感がありましたが、次第に楽しくてとまらなくなっちゃって、気がついたら丸坊主。

生やしたところでまた刈って、いったいなにをやっているんだろう。

はっ!
じつはこういう所作が、人生の何か重要な指針になったりするのかもしれなかったりして・・・・?



何か考えがお前に浮かぶというのは天の贈り物である。 しかし問題は、それを用いてお前が何をするかだ。
ヴィトゲンシュタイン(1889~1951)




はい。 すいませんでした。 次なる実験いきましょう。

こんどは不思議汁を、スイレンの鉢にチュっとお注射してみました。







        2日後にツボミがにょきっと出てきて・・・





      おお! 翌日には、まさかの2輪咲きです



水生植物にもOKなようですね。

面白い~!  いける、活けるぞ、不思議汁!!



図に乗って次回はいよいよ植物界の女王様、胡蝶蘭をいじってみます!




              ふふふ。夜の蝶をあれこれとな・・

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ベランダ改造 その2

2011-06-16 18:50:00 | できるかな




CG?!

いや違う。 酵素のしわざだ。
普通の作物では肥料を与えすぎるとかえって弱ってしまうものだが、酵素をうまく使うとガンガン肥料を吸収して常識はずれに生長してくれるのだ。
もちろん、へんなホルモンとか遺伝子操作とか放射能とかではないから安心してね。

人の生活にも酵素はあちこちにつかわれています。
焼き魚についてくる大根おろしも、洗濯洗剤も酵素パワーを利用しているのです。
お酒を呑んでも次第に酔いがさめるのは、肝臓で酵素がアルコールを分解してくれるからなんですね。

人が飲む健康食品としての酵素は、様々な植物を発酵して作られます。
ほら、雑草とかいくら摘んでも踏んでも生えてくるでしょ。
あのエネルギーを活用するというわけ。




              たくさんの野菜やらを仕込んで寝かせて6ヶ月


こういう飲むほうの酵素もなかなかスゴイんだけど、今回はおいといて肥料に話をすすめます。

酵素と有益な細菌を使った肥料というものがあって、さっきの巨大なダイコンなんかもこれで作るんだけど、あの写真を見てからというもの、すんごく気になっていたの。
ベランダで栽培している野菜とか洋ランとかスイレンに使ったらどんなことになるかな・・・って。
しかしすごく高価なものなので手をだせずにいたのね。

だって100円で買えるトマトに数千円の肥料を使うなんてばかばかしいじゃない。




            効果は高いが、価格も6,000円とこれまたお高い



でも、ボトルの左に書いてある成分をみてみると。

乳酸菌・酵母・納豆菌・・・・

これってうちの冷蔵庫に全部あるじゃん!
ならば自分で作るべし!

さっそくペットボトルに水を入れて、
大高酵素・ヨーグルト・納豆を小さじに1杯、強力わかもと1錠・油粕1粒をぶちこんでシャカシャカとシェイクする。
ヨーグルトは乳酸菌、納豆はもちろん納豆菌。
強力わかもとの主成分であるビール酵母は、植物が吸収できるように糖を分解してくれて、また雑菌どもから液肥を守ってくれて腐敗を防止してくれる(はず)。
油粕に含まれるN(窒素)・P(リン酸)K(カリ)は植物のゴハンだ。

朝晩、1回ずつシェイクして好気性発酵を3日間。
シュワシュワと泡だってくるから蓋をゆるめて爆発を防止。
太陽光があたると有用菌が死んじゃうから、薄暗いところでじっと寝かせること1週間。

甘酸っぱい香りがしてきたら、はい、コレ出来上がり!





        「よしざる博士の不思議汁」と命名してもいいですか

博士の予定では左の緑のボトルがN(窒素)メインなので葉っぱを増やし、右のはP(リン酸)強化だから花をたくさんつけることになっています。

P(リン酸)はコウモリの糞を使いました。
やっぱりここまできたら有機肥料にこだわりたいじゃない。
そんなものどこで手に入れたって?・・・ふふふ、それは企業秘密。

なーんてね、園芸店で「バットグアノ」という商品名で売ってます。


現場の実験は、ネギ・・とかよりも南国らしくここはハイビスカスでいってみましょう。
N(窒素)メインのボトルです。

もう、このとき、この瞬間がいちばん楽しい。
実験だいすき=


 

            真ん中の鉢が哀れなハイビスカス    

3年間ほったらかしだったので葉はほとんどありませんし、花も2年前に見たのが最後です。

初めてなのでまずは200倍くらいに薄めて散布してみました。
不思議な汁なんぞで枯らせてしまったら、ハイビスカスだってうかばれない。

左となりの鉢はバジルを植えてありますが、こないだの台風で葉がすべて溶けちゃいました。 まあダメもとで、こいつにもふりかけておきます。

で、一週間後。




ぐおーーー!!

葉がわっさわさ!!  バジルもどっさり1メートル。 
ちょっと窒素が効きすぎたか?
ハイビスカスの花が見たかったのに、バジルと葉っぱの勢いを競ってどうすんだ。

改良の余地はありますが、肥料ヤケもなく短期間でのこの効果をみると、かなりいけそうな予感です。

「博士の不思議汁」 ヤフオクで売ってみようかしら。

いや、ほんとにすごいんだから。

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ベランダ改造計画 その1

2011-06-13 19:03:00 | 植物

梅雨が、明けた。

猛烈な陽射しでベランダがパエリア鍋みたいに熱くなる。
この季節になると布団を干すたびに足が熱くてたまらなくて、眉間にシワをよせながらサブちゃん顔になってしまう。

サンダル買えよ、って話なのだが足裏の熱射刺激は水虫防止にもいいのではないかと、じっとこらえながら素足で演歌を唄いつづけているのだ。

南の島にも女の情や漁師の意気はあるのだが「演歌の花道」は沖縄では観られないのがざんねんだ。
作りこんだセットと和服はなんとも泣かせるのだが。
こちらでテレビをつけるといつもスラリとした韓国娘たちが元気ハツラツと踊っていて、おじさんとしてはもう短パンとかおへそはお腹いっぱいなのだが、じつは彼女たちはCGではなくてサイボーグなんだとおもうと不思議と楽しめることが判明した。

近頃の特撮テクノロジーはスゴイな~。
関節の動きが滑らか~。

って、いや、どちらも全然違うんですけど、じっとみているとなんとなくベランダでKARA踊りがしてみたくなるというか、俺にもできるような気がするってことなんですよ!
韓流ですかぁ?
そんなねぇ、週に2本もドラマを撮らされる国がですよ、あんな給料で働いてあのクオリティーが維持できるんですよ。それが日本に出来ないわけがない。
戦後の奇跡は漢江だけじゃない。
サムスン?現代? ソニーとトヨタが黙ってないでしょ。

踊るよ。 それより泡盛飲むと俺の関節、勝手に動き出すよー。



・・・どうやらまた変態さんが来たようなので、とりあえず気分を変えますね。

ベランダに花を。
南国らしく、スイレンなどを生けてみましょう。


まずは睡蓮鉢を購入するべくネットで調査。
いくらくらいするのか。

           ・・・げ。ヤフオクで15万円て。

無理。 風呂桶より高い鉢、無理。
やっぱKARAやめる。
このまま演歌の花道で布団干すわ。


がしかし、べつに水が張れれば睡蓮鉢じゃなくてもいいのでは、と思ったのでおなじみのホームセンター、メイクマンへ行ってみる。

さっそくこんなのをみつけた。


ビッグなタライ。




         オヤジの水遊びに!  2,980円は魅力的

うむ。これならいざというときに娘も洗える。


さっそく買って、島尻土という粘土と腐葉土をミックスして、ビニールコンポストに睡蓮を植えつけます。
穴はガムテープでふさぎました。
肥料はマガンプと油粕を少々。蕾が上がっている鉢はリン酸を、葉が少ない鉢は窒素をメインに施肥しました。








さすがは沖縄。三日後に咲きました!


         咲いた咲いた、サンシャイン万歳。


でも1週間ほどしたらボウフラがわいてきたので、金魚をいれたら一晩で死んじゃったのね。
う~む。 水温を計ると35度もあるし。 
そりゃ金魚も煮魚になるわな。 
困ったなぁ。

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応挙の虎がかわいすぎる件

2011-06-06 13:51:00 | ノンジャンル
円山応挙の虎が可愛いすぎて仕方がない。

江戸の昔、応挙に作画の依頼があったそうな。

「うちの襖に虎を描いてくれ」 と。

当時はもちろん虎なんか日本にはいないので、応挙としても虎というものがどんな動物かを一生懸命にしらべたことだろう。

京の物知りたちに、いろいろと聞きまわったかもしれない。

「そうさな・・・あれは非常に獰猛で、山奥に棲んでおってな、すばしこいことまるでのごとく、また、脚は太くて爪は鋭く、毛並みはこれまた猫のごとし」

とかなんとか。

で、想像力のかぎりをつくして頑張って描いた虎がこれだ。








                  にゃ~ん








                   ニャ~ン




ラブリー!!

猫好きにはたまらないのことよ。


この虎の朝日新聞の説明がこれまた一生懸命想像力を生かした文章なので、ここに転記しておくのだ。

円山応挙(1733~1795)
江戸時代の京都画壇を代表する画家。師の手本を見ながら描く伝統的な手法に対し、実物を目の前にして観察しながら描く写生の重要性を唱え、円山派をなした。

金刀比羅宮障壁画の制作は、空間は奥行きがほとんど表現されず、そのため虎の姿も襖の前面にせり出してくるような印象で、見る者に圧迫感を与える



威圧感だって・・・プププ。
ないよねぇ、そんなもの。
ひたすら可愛いよねぇ。 俺なんか壁紙にしてるもの。
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台風2号上陸

2011-06-03 14:22:00 | 台風

まだ6月というに強い台風が沖縄本島に上陸した。

夜、停電。もはやタイやベトナムでもなかなか経験できない停電。
眠剤のんで、寝る。

なのに5時に目が覚める。

停電でPCみれないし、やることもないので新聞買いに近所のコンビニへ。


                おおう。 看板が落ちてる。


              土砂崩れで通行止め

信号もあちこちで停電しておりましたが、先月支援活動で訪れた東北にくらべたらまるで無問題です。
なんせあちらでは信号本体が津波でなくなってたりするのがあたりまえでしたから。


そして落ちた看板を見たら、俺の愛する石水の鯨の缶詰のことを思い出して泣けてきたことよ。


 

 

           海岸の石巻工場から国道まで流されておりました

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