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帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

茅葺き屋根の民宿でジビエを食す 十日町 茅屋や

2025-08-17 16:07:13 | 国内旅行

もうすぐgooブログが閉鎖されるとなって、投稿が増えてます。

何をいまさらですが

 

冬は数メートルの雪が積もる十日町の山中に4軒だけの家がある、三ツ山集落の茅屋やさん

茅葺きの民宿にお邪魔した

 

 

元気印の女将ハンターが切り盛りする「農家民宿 茅屋や」新潟県十日町市|ジビエポータルサイト「ジビエト」

ジビエに関するポータルサイト「ジビエト」。ジビエを今よりほんのちょっとでも身近に感じていただくために、ジビエを扱う飲食店情報・イベント情報から被害状況・対策まで...

ジビエポータルサイト「ジビエト」

 

 

 

天然記念物の川上犬、遠吠えでお出迎え

ワオーンお客さんがきましたよーワオーン

同じ柴犬なのにうちのミネとは精悍さが違う、そりゃそうだ、彼女は野山を駆け回る猟犬だから

ミネは玄関先の置き配ダンボールがパタンと倒れただけで、犬小屋にすっ飛んで逃げるからな

なんとかしなきゃ


 

女将さんはプロのハンター、うわ、熊でかい 

こないだ、となりの六日町でおっさんが脚をかじられたそうです

今年はあちこちにやたらと出るね、山おやじ

 

 

リアルファーの襟巻たちが、ずらり。 それはパイプハンガーの正しい使い方のひとつ

 

 

イノシシ肉のハンバーグ

旬のおいしいものをエサにしていた元気なイノシシの肉だから、おいしくて滋養があるのは当然だ

 

鹿肉は、部位によって風味が違ってきますが、天然の餌を食べてきた赤身は大自然の風味を豊かに含み、筋肉のしっかりとした歯ごたえと、噛むごとににじみ出るシカ独特の味を満喫できる

これを食べておいしく感じたら、ジビエにどっぷりはまる公算大

 

女将さん、こないだトスカーナで仕入れてきたやつ、開けてもいいですか?

ジビエとキャンティクラシコは相性がいい

「いいにきまってるじゃん! ただし、一杯飲ませてね!」

じゃんじゃんやりましょうよ、さあ隣のテーブルの女性二人も混ざって宴の始まりだ

犬たちも参加してきたので、腰のツボをもんでやった

俺の顔をペロペロなめて喜んだ

猟犬は腰を傷めているからね

 

越後の地酒とジビエとワイン、それと、知らない人たちとの、未知の世界のお話  

いつのまにか失神してしまった

 

 

翌朝、付近を散歩する

 

朝露に濡れる稲穂

 

おはよう、朝露に濡れるかえるくんたち!

根付にして持って帰りたいです


 

美しい棚田

 

そこには日本の原風景が広がっていました

ここに来るとやたら元気が出ます

 

いずれインバウンドがやってきて、白川郷みたいになってしまわぬか、などといらぬ心配をしています

 

 

 

 

 

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フジロック2025 山下達郎は実在した!

2025-08-13 15:07:46 | 国内旅行

今年の春先に「山下達郎がフジロックに初出演するらしい」というニュースが駆け巡り、世間をざわつかせた

野外で達郎を聴けるなんて、かれこれ十数年ぶり、もう生きている間にはないかもしれない

 

沖縄のフリーマーケットで入手したアトムのホログラムTシャツ(500円)をひっぱりだし、いざ参らん!

 

 

ところが

土砂降りの大雨なのである とほほ

 

 

 

まあ、そういうのもフェスの醍醐味ですからね、がまんがまん

 

 

夕刻に達郎が登場するころにピタッと雨が止む 神か

2曲目に印象的なギターのカッティングが鳴り響いて“SPARKLE” 大きなどよめきに魂が震える

プラスティック・ラブが始まり、達郎が歌いだすと、どよめきが「もしや・・」の期待に変わった

サビ部分で竹内まりやがサプライズ登場すると、グリーンステージはフジロック3日間で一番大きな歓声に包まれた

竹内まりやがそのままバックコーラスに加わると、「サンデーソングブック」のオープニング・ジングルが始まった

そう、アトムの子!! きた! アトムのTシャツ着てきてよかった

達郎の曲のなかで、最も期待感あふれるイントロだ

 

後ろの若い子二人組のひとりが「うわすげえ!すげえ!」と叫び、

もう一人の子が「山下達郎ってほんとうにいたんだ・・・」とつぶやいた

昔はヤフオクでチケット入手が容易くできたんだけど、今は全く手に入らなくなってしまったからなぁ

すんません、暇な老人どもに買い占めてられてしまって

そういう点で、今回の達郎@フジロックは大きな意味があったと思う

 

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浜松まつり

2025-05-17 19:16:00 | 国内旅行
盟友ササの奥方のお誘いで、ご出身の浜松へ祭りを見に行く

奥方曰く「凧揚げと屋台が見もの」とのこと




凧と屋台ねぇ、、ふうん。。

正直いうと期待感はあまりないです


前日は奥方の実家に泊まり、浜松餃子と地酒、これは旨いねぇ

祭りなんかどうでもいいから、ずっとここで飲んだり食ったりしていたいなぁ


朝、奥方に叩き起こされる 「はっぴを着てない人は会場に入れないからね、危ないから」

ちょっとなにを言っているのかわからないけど、それじゃお言葉に甘えます



はっぴの袖にワッペンが縫い込まれていて、これが傷害保険証なんだとか
いやあ、奥さん、ひっつめ髪が凛々しいですね これから喧嘩ですか



海岸に浜松市の町会がラッパを吹き鳴らしながらゾロゾロ集結

信号ラッパの調子は歩兵第六十七連隊の行進をルーツしたものと聞く



ラッパは管が2巻のものと3巻のものがあって、それぞれの町内はどちらを使うかを厳格に決めている

違うラッパが入ると不協和音を生じさせ、不快なものになるらしい

なので、浜松でのラッパの格言は「混ぜるな危険」



会場内は各所に制服組が配置されて物々しい雰囲気



シン・ゴジラ的、、、自衛隊のOBかな

と思って制帽をよく見ると

すげぇ、中入れに凧の字が!

民間で統制された組織で規律がしっかり保たれていて感動しました



10時の号砲とともに、170の町の4畳半くらいの大凧が一斉に空高く舞い上がる

かつては縄にガラスを噴きつけての凧合戦だったらしいですが、今は禁止されてます

確かにこんなん落ちてきたらケガじゃ済まないわ

でも、いくつかの凧は縄がからみ合ってしまい、地に落ちるものや


池に落ちるものが、、、、うわ、我らの町の大凧が池ポチャだ!

想像していたのと違って、かなりのスケールの凧揚げでした

浜松まつりの凧揚げのルーツは室町時代というから、すいません、おのれの無知を恥じるばかりです



奥方 「夜8時に屋台が集結するから、駅前に集合ね」

「へーい」 (やきそばでも食うか)



車を飛ばすこと1時間半、暇つぶしに昭和の大事業を見学に行く



ダム湖の底には300世帯の家が眠っています

村の人たちは補償額を「銀座の一等地と同じ評価額にしてくれ」と交渉
戦後まもなくで、まだ土地収用には法整備がなされておらず、かなり難航したそうです



大河ドラマ「おんな城主直虎」で有名な龍潭寺の庭へ 
小堀遠州の作庭はやはり素晴らしい

「どうする家康」や「いだてん」や「とと姉ちゃん」など、浜松はドラマの舞台が多いね




夜8時、浜松駅前にラッパ隊集結


うわ、でけぇ! 


え! 屋台ってこれだったのか!


強強弱弱の4拍子の笛太鼓と歩兵連隊のラッパのリズムがシンクロして、心が異様に昂まりました

それは日本人に響く、ソウルだと気づく 



浜松市は広いですからね、遠く佐久間ダムから浜松駅まで、何日もかけて運ばれてくる屋台もあるのだろう

それは東京駅から青梅くらいの距離だ

老若男女が入り乱れ、練られ、魂が震わされるから伝統が続くのでしょうね

子供の誕生や健康を願い、地域の仲間とともに喜びを分かち合う町祭りは、涙が出るほど素晴らしかったです


「やきそば」とかいってごめんなさい












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