盟友ササの奥方のお誘いで、ご出身の浜松へ祭りを見に行く


はっぴの袖にワッペンが縫い込まれていて、これが傷害保険証なんだとか

海岸に浜松市の町会がラッパを吹き鳴らしながらゾロゾロ集結

ラッパは管が2巻のものと3巻のものがあって、それぞれの町内はどちらを使うかを厳格に決めている

会場内は各所に制服組が配置されて物々しい雰囲気

シン・ゴジラ的、、、自衛隊のOBかな

10時の号砲とともに、170の町の4畳半くらいの大凧が一斉に空高く舞い上がる

池に落ちるものが、、、、うわ、我らの町の大凧が池ポチャだ!

ダム湖の底には300世帯の家が眠っています

大河ドラマ「おんな城主直虎」で有名な龍潭寺の庭へ

夜8時、浜松駅前にラッパ隊集結

うわ、でけぇ!

え! 屋台ってこれだったのか!

浜松市は広いですからね、遠く佐久間ダムから浜松駅まで、何日もかけて運ばれてくる屋台もあるのだろう
奥方曰く「凧揚げと屋台が見もの」とのこと

凧と屋台ねぇ、、ふうん。。
正直いうと期待感はあまりないです
前日は奥方の実家に泊まり、浜松餃子と地酒、これは旨いねぇ
祭りなんかどうでもいいから、ずっとここで飲んだり食ったりしていたいなぁ
朝、奥方に叩き起こされる 「はっぴを着てない人は会場に入れないからね、危ないから」
ちょっとなにを言っているのかわからないけど、それじゃお言葉に甘えます

はっぴの袖にワッペンが縫い込まれていて、これが傷害保険証なんだとか
いやあ、奥さん、ひっつめ髪が凛々しいですね これから喧嘩ですか

海岸に浜松市の町会がラッパを吹き鳴らしながらゾロゾロ集結
信号ラッパの調子は歩兵第六十七連隊の行進をルーツしたものと聞く

ラッパは管が2巻のものと3巻のものがあって、それぞれの町内はどちらを使うかを厳格に決めている
違うラッパが入ると不協和音を生じさせ、不快なものになるらしい
なので、浜松でのラッパの格言は「混ぜるな危険」

会場内は各所に制服組が配置されて物々しい雰囲気

シン・ゴジラ的、、、自衛隊のOBかな
と思って制帽をよく見ると

すげぇ、中入れに凧の字が!

すげぇ、中入れに凧の字が!
民間で統制された組織で規律がしっかり保たれていて感動しました

10時の号砲とともに、170の町の4畳半くらいの大凧が一斉に空高く舞い上がる
かつては縄にガラスを噴きつけての凧合戦だったらしいですが、今は禁止されてます
確かにこんなん落ちてきたらケガじゃ済まないわ
でも、いくつかの凧は縄がからみ合ってしまい、地に落ちるものや

池に落ちるものが、、、、うわ、我らの町の大凧が池ポチャだ!
想像していたのと違って、かなりのスケールの凧揚げでした
浜松まつりの凧揚げのルーツは室町時代というから、すいません、おのれの無知を恥じるばかりです
奥方 「夜8時に屋台が集結するから、駅前に集合ね」
「へーい」 (やきそばでも食うか)
車を飛ばすこと1時間半、暇つぶしに昭和の大事業を見学に行く

ダム湖の底には300世帯の家が眠っています
村の人たちは補償額を「銀座の一等地と同じ評価額にしてくれ」と交渉
戦後まもなくで、まだ土地収用には法整備がなされておらず、かなり難航したそうです

大河ドラマ「おんな城主直虎」で有名な龍潭寺の庭へ
小堀遠州の作庭はやはり素晴らしい
「どうする家康」や「いだてん」や「とと姉ちゃん」など、浜松はドラマの舞台が多いね

夜8時、浜松駅前にラッパ隊集結

うわ、でけぇ!

え! 屋台ってこれだったのか!
強強弱弱の4拍子の笛太鼓と歩兵連隊のラッパのリズムがシンクロして、心が異様に昂まりました
それは日本人に響く、ソウルだと気づく

浜松市は広いですからね、遠く佐久間ダムから浜松駅まで、何日もかけて運ばれてくる屋台もあるのだろう
それは東京駅から青梅くらいの距離だ
老若男女が入り乱れ、練られ、魂が震わされるから伝統が続くのでしょうね
子供の誕生や健康を願い、地域の仲間とともに喜びを分かち合う町祭りは、涙が出るほど素晴らしかったです
「やきそば」とかいってごめんなさい
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