goo blog サービス終了のお知らせ 

帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

モヒンガー

2012-02-14 14:13:00 | 海外特派員


ミャンマーの朝ごはんはモヒンガーという米麺を食するのが一般的です。

           ドロリとした食感のなかにあっさりとしたコクがある

上品な鰹だしのようだけど、チキンコンソメみたいなコクがあるのです。
あまりのおいしさに沖縄に帰ったら自分でも作ってみようと思ったので、食堂のおじさんに、これってなあに?と内容を聞いてみると、

「ココナッツの油でバナナの芽を炒めて、豆の粉を炒めて、とくべつなナマズでスープをとりまして、米の麺をゆでます」とのこと。
なんだかよくわからない。

沖縄に住んでいるからバナナの芽までは入手できるけど、ナマズを売っているのは熱帯魚屋だし、それも「とくべつなナマズ」なのだからハードルが高い。
ミャンマーの国民食モヒンガーの再現は残念ながら断念だなぁ。

コメント

ミャンマービザをバンコクで取得してみた その2

2012-02-09 21:20:00 | 海外特派員

ミャンマービザ 取得情報の続き。

ミャンマー大使館に預けたパスポートの引き取り時間は午後3時30分~4時30分の1時間です。
たったの1時間かよ、というなかれ。
日本のインド大使館なんて30分(!)ですよ。

「午後3時30分からっていうけどさ、じつは3時には門が開くんだよ」という昨日ビアバーで知り合ったドイツ人の言うことを信じて3時ちょうどに到着するも、門はしっかり閉じたまま。
おかげで30分間、炎天下で立ちっぱなし。
気温37度の猛暑と直射日光で干物になりそうだ。
ドイツ人はイモにつまづいてころべばいいのに、と思う。

あれだな、冬は沖縄くらいがちょうどいいな。

結局、3時30分ちょうどに門が開き、暑さに殺気立った人々は大使館の建物にどっとなだれ込みます。
まるで昔の山谷を彷彿とさせる光景です。

と、ここで再び混沌が発生。


           列が3つあるが、さて、どれに並ぼうか

ちなみに何のアナウンスも、表示もありません。

30分くらいたってようやく自分の番がくると、「おまえはここじゃない、あっちの列へいけ」
とかいわれるのです。
最初っから並びなおしです。

ちなみに答えは
・いちばん左が通常発行(2~3日待ち)の列
・真ん中が特急発行(翌日発行)
・右の列は商用ビザ
でした。
俺は真ん中を選び、ラッキーでした。
こういう運は昔から強いんです。

左の列に並んでいた浅黒いシャリマール系の男は、おもいっきり列をまちがえてましたたが、「え~、まじかよ~、かんべんしてくれよ~」という表情とゼスチャーをあたりにふりまきながら、スルッと俺の前に割り込みやがりました
大陸系の度胸と根性のない方は、くれぐれも列を間違えないようにしてください。

懸案の職務質問とかは全くありませんでした。
100人以上の列を3人の職員でさばくんですからそれどころじゃないんでしょうね。



        パスポートにべっとりと貼られたシールのビザ


さぁビザも無事とれたことだし、明日からミャンマー仕事がんばってまいります!
※バンコクでのミャンマーvisa取得については事情がコロコロ変わるらしいので注意してくださいね。




        バンコクの車は日本語のステッカーがおしゃれ


民主化デモの見物中に流れ弾に当たってなければまた報告しますね~。
(たぶんしないとおもうけど)


コメント

ミャンマービザをバンコクで取得してみた その1

2012-02-08 19:24:00 | 海外特派員

あっというまに2月ですね。
寒いですか。
俺はクソ暑くてへばっています。
急な出張でミャンマーに行くことになり、バンコクでビザを取得しています。

ミャンマー入国はVISAが必要で、それを取得するには東京の大使館へ申請せねばならず、だいたい3週間くらいかかるんだけど、現地集合まで残すところあと1週間しかなかったのです。

そういう時はどうするか。
はい、近隣国の大使館でゲットするしかありません。
とりあえず、バンコクへGOです!

ネット情報では即日発行もできるらしいとのことでしたが、いろいろ事情が変わっていましたのでここで特派員報告をしておきます。

まず、平日の朝9時にミャンマー大使館へ行きます。
場所はBTSスラサック駅から徒歩5分くらい。
降りたらサイアム駅方面に戻る感じでBTS高架下の左側歩道を歩きます。
しばらくすると仏教国タイではめずらしいクリスチャン学校が左手にみえてまいります。



          タコ焼き器で作る目玉焼きを、じっと我慢の男子中学生



              そしてバンコクっ子は朝から串カツを買い食いします


するってえと、青い看板が見えてきますのでここを左折。

            た・・タノンパン・・・サノンパ・・よく読めない通り


曲がるとすぐに見えてくるのが在タイミャンマー大使館。
海の家かと思った。




ここんところミャンマー観光客が増えたらしく、100人くらいが行列していました。



ネット情報によると、左側の列に並んで申請用紙をもらってからテーブルで記入して→ふたたび列に並んで整理券をもらって→自分の番号が呼び出されたらお金を払う。
ってことなんですけど、そんなことやってると2時間くらい立ちっぱなしになっちゃうんで、前に並んでいた牧師さんに教わった裏ワザを公開。

それは、大使館の近所にある写真屋で証明写真を撮ってもらうこと。
150バーツ(300円)かかるんだけど証明写真が6枚と、ビザ取得に必要なパスポートのコピーと、両面印刷の申請用紙がセットでもらえます。
つまり30分、並ばずにすむのです。
写真屋の涼しい室内で座って見本をみながら記入できるのでとっても快適でした。

見本は助かるし、職歴の書き方も参考になりました。
だがしかし、Conplexion(肌の色)を英語でどう書けばいいのかわからず難儀する。
イエロー・・・?とか迷っていると店のオヤジが、そこはmidiumと書くんだよ、と教えてくれました。
「ほう、するとオヤジはウェルダンってところかな?」とかややこしいことは言いません。
大変お世話になりやした。はい。

さて、そうして記入した書類とパスポートを窓口に渡して申請するのですが、現在、即日発行は難しいです
担当官に「いつミャンマーに行くんだ」と早口でまくしたてられます。
俺の前に並んだおっさんはぼやぼやしていたら3日後の発給になってしまいました。
どうしても急ぐときは、いちばん最初の申請時に「今日!今日!明日出発したいから!今日くれ!」とかアピールしなきゃいけません。

俺はがんばってみたけど明日発行にしかなりませんでした。1020バーツ(2500円)です。
ビザ発行までパスポートは大使館に預けるので、ホテルを変えたり、シューティングをしたりといった身分証明が必要なひとは気を付けましょう。
代替の身分証は国際免許証でなんとかなりますよ。
あと、日本のミャンマー大使館でビザを取る際に必要な会社の在籍証明書などは、バンコクでは必要ありませんが、写真入りの名刺くらいは念のため持っておきましょう。(周りの西洋人はみんな準備していたから)

3週間が2日に短縮されて日本より安く取れるので、結構おすすめです。

バンコク⇔ヤンゴンのチケットはバンコク航空で往復10,000円くらいでした。


        なんかゴニョゴニョ書かれたレシートはパスポート引き換え券

さあ、明日はいよいよビザ受け取りです。
去年日本のジャーナリストが民主化デモの取材中に兵士に撃たれて亡くなった事件があってから日本人の入国は厳しくて、受け取るときに質問とかがあるみたいです。
また職質されるのか、上野でのクスリ職質事件を思い出して気が重いぞ・・・。

コメント (2)

ソウル・長春その2

2011-09-07 07:45:00 | 海外特派員

おはようございます。
中国東北部、長春の朝です。

ホテルに朝ごはんがついていない(というかレストランがない)ので、街にくりだして食堂さがしから一日の始まりです。
ここんとこ運動不足だったのでちょうどいいかな。
でも、お腹をこわしているから突然の便意が不安。
公衆便所がほとんどないうえに、ちょっとした公園の茂みにさえ人がいる中国では、たいへん不安。

市場へいけば朝飯くらい食べられるだろうか。



       食堂なさそうだし、嗅覚障害の俺でもちょっと臭う。


街中をうろうろすること30分。
やっと見つけたよ~、レストラン。





      って、朝から犬肉かよ・・・(泣)


こういう看板をみて「お、なかなか美味そうな犬じゃん」とか言っちゃう方々を相手に仕事を進められるのだろうか、と先のことを考えると少し憂鬱になる。


で、中にはいると地元の皆様方は朝の7時からビールを飲みながらブレックファストでご機嫌です。

スペインではランチにワインを飲むというが、長春はそれ以上だ。
いや、それ以下というべきか。

ワタクシもめげずに地ビールらしき「MONSビール」をオーダー。

店員に「MONS!啤酒!」と叫ぶがなかなか言葉が通じないので、向こうのテーブルのひとが飲んでる、アレ!といって頼む。


     ようやくきたビールと饅頭とむいても茶色いゆでタマゴと冷麺。150円。

テーブルのうえでよくよくビールをながめたら、「MONS」ではなくて「SNOWビール」であることが判明。



通じないわけだ。

ンリンオ・ビール。スビエ・ビール。ンリキ・ビール・・・
などとブツブツとつぶやきながら食べる朝の冷麺は、大変まずい。


昼、仕事の合間に「ラストエンペラー」の皇宮に寄ってみた。
長春はそのむかし満州の首都、「新京」でした。
うちのばあちゃんも14歳までここらに住んでいたそうです。

           坂本龍一の曲が脳内をかけめぐる


そこに、突然やってきたのが溥儀!

ではもちろんなくて、突然の便意! 


あわててトイレに駆け込むと

            ほとんどのドアがぶっ壊れている・・・      
 

片手で必死にドアをおさえつつ、なんとか用を足し手を洗おうとするが、

               なぜ君は、ここで、足を、洗うのか





昼飯はひとり飯。
食堂で「四川牛肉麻辣麺」という辛そうな名前のラーメンをオーダー。
腹をこわしているときは、ショック療法がいちばん効くのだ。



            なぜ、君は、ビニール袋で、麺類を食わせるのか

う~ん、エスニックを通り越して、なんだかダイハードのブルースウイリスな気分です。

「もう、、かんべんしてくれよお」

俺たぶん、中国でクリスマスは無理だわ。


と、いうわけでこれからダイハードな仕事に戻りまーす。

コメント (2)

ソウル・長春 

2011-09-06 23:24:00 | 海外特派員

今、仕事で中国にいるんだけど夜の9時には市内のあらゆる店が終わってしまってあまりにも暇。
劣悪なネット環境の中でアップしてますけど、明日になったら消されちゃうかもなので、念のために食い物の値段とか、為替とかの備忘のために記しときますね。


初日、那覇→仁川空港着。乗り継ぎのためにソウルで一泊。

韓国の地元民に愛される海鮮料理屋で、カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)を食す。
とろりとしたカニミソがご飯によく合うことこのうえない。
突出しだけで10品くらい出てきてちょっとビビる。

           甲羅のうえにドバっといくのが男前の23000W(2,000円)


         男前だが一人ぽっちの夕日は、やはりさみしい


翌朝6時、インチョン空港から長春へアシアナ航空。 眠い。
眠いうえに昨日の蟹に当たったらしく、腹を下してしまって機内で30分ごとにトイレ。まぬけな男前だ。

          中国東北部は、まるで北海道のような牧草地帯

空港で人民元に両替。1元≒12円。

タクシーで30分ほど走ると長春市街地、140元。
コザ→那覇くらいの距離が1600円かぁ。いいなぁ。

仕事の相手との待ち合わせの時間なんだけど、とりあえずホテルにチェックイン。
腹をくだしているので、何が何でもチェックイン。

「MOTEL 168」というラブホみたいな宿に決めた。安いのから。
 一泊≒1,000円、沖縄のゲストハウスより安いんだもの。

        中国の東横インみたいなチェーン店。 なぜかシャワーがフォレストレインです


長春で一番の繁華街、重慶路で会食。

長春医療界の重鎮たちと乾杯。白酒45度をコンコン飲まされる。

            テビチみたいなのが出てきて沖縄気分!

・・・でもなんか肉が小さいのね。
中国の豚は痩せてんな~、とか思って骨をよく見ると。

あ、豚、、、ちがう。




           うあー。 こりゃ犬だわ・・・。


箸でつまんでいたのは尻尾でした。
犬の生涯にこいつがどんだけ振ったかわからんが、尻尾は高級品ですからね、しっかりおいしくいただきましたですよ。

日本円でだいたい600円くらいとのこと(おごってもらったのでよくわからず)でした。


昼の1時から犬食って、45度の酒飲んで、ベロベロになりつつ重鎮たちとの商談がうまくいったかって?

・・・できるわけねえよ、そんなもん


ふむ。明日はどっちだ。。。


 

コメント