現代視覚文化研究会「げんしけん」

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くじびきアンバランス 「みんな、がっこうでおどろく。7点」

2006年10月14日 00時16分36秒 | アニメ・映像全般
 『くじびきアンバランス』1くじ目を観させて頂きました。超不運な男子で会長候補【榎本 千尋】。勘と強運の天真爛漫ヒロインで副会長候補【秋山 時乃】。小学部5年で極度の人見知りな会計候補で何か不思議な力を持っている【朝霧 小雪】。天才マッド・サイエンティストで書記候補の【上石神井 蓮子】の4人が次期生徒会を目指す物語が始まります。今回は【小雪】に関するアクシデントで、いきなりの全員退学の危機になってしまう。そんな大ピンチを救ったのが【千尋】の言葉『大丈夫』。彼の優しさがこの危機を脱する鍵になります。それと【山田 薫子】の【山田メカ】です。これでも【山田】は人間です(笑)。【蓮子】の助手兼実験台なので改造されまくりですが、疑いもなく彼女は人間なのです。そして【千尋】と【時乃】の2人の幼き思い出の中に生きている「金髪の女の子」との再会が待っている。彼女は、現生徒会で史上最強、最優秀と言われる【律子・キューベル・ケッテンクラート】だった。幼なじみだった頃の【りっちゃん】の面影はないのかもしれない・・・。

 バス停。2人の学生が歩いている。女生徒が当たり付きの自販機でジュースを買います。当たりが出て大喜びです。彼女は【秋山 時乃】。上空のカラスからフンを落とされている彼は【榎本 千尋】。【時乃】はかなりの強運の持ち主のようだ。『なんとなく』の勘で生きている事だけはあります。
 立橋院学園。全てを「くじ引き」で決める。降りると校門前では、何かのくじ引きをしている。【時乃】曰く「千尋にも、そのうちに良い事がある」そうです。その時は、すぐにやって来た。そのくじ引きこそ、次期生徒会役員を決めるもの。【時乃】は「副会長」の書かれたくじ。【千尋】は「会長」の書かれたくじ。鐘の音が祝福する。しかし、その当選した役職にはつけないようだ。通された部屋には、眼鏡をかけた女生徒が座っていた。彼女は【山田 薫子】。長い名前の説明に、業の煮やし蹴りを入れたのが【上石神井 蓮子】。【千尋】は自己紹介をしようとするが【蓮子】はノートPCを叩き調べる。まれに見るハズレ体質。さすがの【蓮子】も【時乃】のマイペースぶりにはついて行けないらしく戸惑っていた。【蓮子】から聞かさせる。生徒会の功罪。どれ程の力を有するかはかり知れない。政財界への影響力。人生さえも左右される。それには、見習い1年間、本番1年間を無事にクリアする事が条件。できなければ、不適格により連帯責任で退学と言う厳しいものだった。
 今、この部屋にいる役員候補は3名。この中に会計はいない。そこにくじ引き委員に会長からの電話が入る。時計の針は12時をさしていた。【千尋】たちに指示が与えられる。只今より、24時間以内に会計を加えた4名で生徒会室に来室する事が告げられる。時刻は12時2分。
 梅屋。【小雪】の姉【小牧】が店主の蕎麦屋。今回は学生ではないが、何か隠された正体があるらしい。ちゃんとマフラーをしています(笑)。【山田】がオススメメニューを言いながら、豪快に転ぶ所も微笑ましい。【千尋】たちは注文を済ませ、【蓮子】から生徒会の話の続きを聞いていると、そこに【小雪】が帰って来る。どこか元気がない様子。会計候補は役員になるのが嫌なのかと【蓮子】。【時乃】は説得したいようです。その会話は自然と【小雪】の耳に入る。
 今の状況は4人がそろっていない。それは意味を成さない。【時乃】は早めに登校し、みんな聞いてみると言う。そんなチマチマした事は【蓮子】は好きではない。【蓮子】は彼女なりに見つける方法があるらしく、怒って帰ってしまう。
 夜。【千尋】が家に帰ると彼と遊びたくて仕方ない姉がいた。彼女は【榎本 忍】。立橋院学園数学教諭で【千尋】ラブ。一人では寝れなくて、いつも【千尋】のベッドで寝てしまう。元ヤンキーらしく怒ると怖いかもね(笑)。
 夢。懐かしい記憶。夢の中では【時乃】【千尋】【りっちゃん】。その金髪の女の子は誰だろう。登校すると【時乃】が会計を捜して、生徒みんなに聞いていた。【千尋】も手伝うが見つかれない。その様子を生徒会室から見ているのが、副会長【如月 香澄】。会計【リサ・ハンビー】。【香澄】は滑稽なのか面白そうに見ています。
 時刻は8時。残り4時間。【千尋】にも疲労感が出ていた。諦めの雰囲気。そこに【山田メカ】に乗った【蓮子】が現れた。くじに使用されたインクをたよりに追跡を開始する。向った先は小学部だった。校舎裏で【小雪】がいた。隠れている印象を受ける。手に持っている紙。「会計」と書かれてあった。【小雪】は拾って、捨てようとかと迷っていた。そこに地響きがして来る。【山田メカ】が様々な物を破壊しながら【小雪】と追いかけっこをします。【山田メカ】がアームを伸ばして【小雪】を捕まえようとするが目の前から消えた。彼女には不思議な力がありそうですね。
 追跡を続ける【山田メカ】。正門前に戻って来ます。すると校舎の上に【小雪】を見つける。彼女は怖がっていた。【蓮子】の強引なやり方では無理なのだ。【千尋】が行く事にする。すると【時乃】も一緒に、2人で迎えに行く。【小雪】はハシゴを使って時計台に登って行きます。後を追う【千尋】と【時乃】。一人で行く【千尋】。彼の『大丈夫』の言葉は、どこか懐かしく感じた【時乃】。
 後10分。【千尋】は優しく語りかける。『おどかして、ごめんよ』。そんな【小雪】を怒る訳もない。当りくじを持つ少女に『なら、仲間だね』と言う。そして、こうも続ける『一緒にやってみない生徒会、やってみたら面白いかもしれないよ、普通だとやれない事がやれるんだもん』。【小雪】は『できないかもしれない・・・小雪、小さいから・・・』。その【千尋】の笑顔と優しさが【小雪】との距離を縮めて行く。【千尋】の『大丈夫』の言葉って、どこか安心感がありますね。何となく懐かしい記憶。【千尋】も感じ取る。あの時【時乃】の隣にいた少女は・・・。
 鐘の音。12時を知らせていた。お腹が空いている【山田メカ】を電気ショックで強制的に起し、ジェットブースターで校舎の壁を破壊し、生徒会室へなだれこむ4人。
 タイムアウト。全員退学決定。慙愧に耐えないと【香澄】。続ける『ごきげんよう』の言葉が無情に響く。何とも言えず出て行こうとする【千尋】たち。【香澄】と【リサ】の間に座る。会長が『待て』と制する。指示を出したのが12時。了解したのが12時2分。その会長の姿は【千尋】と【時乃】の中に眠る【りっちゃん】そのものだった。飼えずに困る「ぴーちゃん」を抱かかえた。頑張り屋の【りっちゃん】と重なる。その時の【りっちゃん】も『大丈夫』と言う。会長からの言葉は【千尋】たちを暫定的に認めるものだった。そこで【千尋】が【りっちゃん】と呼ぶのだった・・・。