７月１９日・行動の伴わない議論は時間の無駄

夜になってやっと雨がやみました。明日はラジオの収録、警視庁の見学会、夜は飛行機で札幌と、忙しく飛び回るので天気はどうなるのか、少々心配です。

７月１６日の日記「熊野本宮大社参拝と川湯温泉」に和歌山田辺市でのミニ集会に御参加いただき、熊野本宮大社で案内役をしていただいた前、本宮町長の泉　正徳さんからコメントをいただきました。

そのコメントの中に「故草柳大蔵先生に『ケガレ』の意味は気が枯れる『気枯れ』だと言うお話をうかがいました。毛が枯れると言うことではないのでご安心下さい。」という一文がありました。その前には「熊野は蘇生の地と言われますので・・。」という言葉に続いてのコメントです。このユーモア感覚、大好きです。

どうもこの国は真面目な事が好きで、好きなだけでなく、それを人に強要し過ぎるきらいが有る様に思えます。「選挙で選ばれた人間なのだから」等々です。真面目を非難も否定もしませんが、上等なウィットにはニコッと笑える余裕が欲しいと思います。私は上等なウィットというのは違った視点からの物の見方だと思っています。

私は講演の中で「行動の伴わない議論は時間の無駄」という言葉を使います。これは議論を否定しているのではなく、一歩踏み出たら周りの景色も、一歩踏み出た自分自身の姿も違って見えますよ、という意味で使っています。今までと違う視点で見ることから新しいアイデアとネットワーク、連携が見えてきますよという意味です。

はたしてこの国会閉会中にどれだけ前に、横に、斜めに踏み出していろいろな視点でこの国の問題点を眺める事が出来るのか、党でも政府でも大事なお役に就いていない、一年生議員の大事な夏が本番になって来ました。

７月１９日・豪雨です。

どうなってるのでしょう、この天気。東京は一日中、降ったりやんだり。その降り方も傘を差さなきゃずぶ濡れになる様な強い雨脚です。一ヶ月で一年分の降水量の地域もあったそうです。和歌山で視察させていただいた上富田町岩田（いわだ）の深見梅店さん、小門鉄工所さんの様子が心配です。

本日１５時に二階俊博経済産業大臣に９月５、６日の全国リサイクル商店街サミットの件で、お会いする時間をいただきましたので深見さん、小門さんの名刺をコピーしてお渡しし、視察した時の現地の状況をお話しました。「分かりました、直ぐに対応しましょう」と言っていただきました。