７月２日・根室から釧路へ

北方領土視察研修会の２日目です。昨日橋本龍太郎元総理が亡くなられ、同じ新人議員仲間の橋本　岳議員から「仮通夜、密葬は家族親戚だけで行ないます。皆さんは国会議員としての大事なお仕事を続けて下さい」というコメントをいただいたようです。当初の予定通り研修会は進められました。

８時にホテルを出発して納沙布岬へ。納沙布岬から北方領土方向を見ましたが残念ながら霧がかかって島を見る事は出来ませんでした。藤原根室市長さんの案内で北方館を視察。北方館視察後バスで航空自衛隊根室基地へ移動。自衛隊ヘリコプターに乗って上空から北方領土を視察しました。霧が晴れ、視界は良好です。国後(くなしり)島は根室湾の中にある島でした。地理的に見ても岸間違いなく日本の領土です。

北方領土問題は官僚行政では無理な事がよくわかりました。
政治家が動かなければならない問題です。

今頃判ったのか？
そうです、現場を見て初めてわかりました。
今更ながらですが、現場の重要性を再認識させられました。

ヘリコプターを降りて風蓮湖畔の「道の駅・スワン４４」で昼食。ここで愛知１区が地盤の篠田陽介さんと私が研修団と別れ、道の駅にお迎えに見えた酪農プラン会議の皆さんと一緒に伊藤牧場さんに伺い、酪農家の皆さんと現地懇談会をさせていただきました。

年間５千人の見学者をお迎えするという伊藤牧場さんを視察見学させていただきました。ミルクを絞る乳牛ばかりの牧場ですから私のような肉屋の親父にはちょっと場違いでしたが、この素晴らしい衛生状態、環境は「安全と安心」が優先順位のトップになった「食」を扱う業界役員としては大いに勉強させていただきました。

伊藤牧場さんの懇談会終了後、篠田さんとも別れ、酪農プラン会議の佐々木会長、篠永事務局長さんに釧路空港まで送っていただき、１７時３５分発の飛行機で羽田に戻って来ました。写真は伊藤牧場さんで酪農プラン会議の皆さんと一緒に写した記念写真です。後ろには山羊、右側奥にはポニーが遊んでいました。