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断捨離しながら3.11を思った。

2024年03月11日 | 断捨離
【まーた実家断捨離】

少し前に実家の父が大風邪をひいてもう大騒ぎ。

(幸い、新コロ怖いでもインフルでもなかった。

 しかし各種感染症対策を怠りまくってのこのザマなのは母からよく聞いているので、怒りが

 こういう、

 「話せばわかる」

 で通らない人がいるのを知らないでいられる人は幸福である

 巻き込まれて被害被るのはほんっとうに家族なんだよね)

色々手伝いついでに父がためこんだガラクタ・ゴミをまーた必死にゴミ袋に詰めてゴミ捨て場に運んで、汗かきながら断捨離しました…とほほのほ。

本当に疲れた。

もう数万円の働きをタダでやってやったね。

私にはこの功徳がどこかでめぐりめぐって与えられてほしいし、タダ使いした父はどこかで報いを受けるでしょう。

因果応報はワームホール。

【断捨離といえば私は3.11を思い出す】

3月なのもあるけど、私は断捨離といったら3.11…2011年の東日本大震災の記憶と結びついています。

色々思った、13年前のことを。

断捨離ブームって多分2011年の数年前くらいに起きていて、当時の断捨離本によると

「3.11の直後は捨てる=不謹慎、と連想されると考えられて多数の企画がなくなった。

 けれど、実際に被災地に住んでいる断捨離実践者達からは

 「断捨離していて本当に良かった」

 「断捨離していなかったら困っていたに違いない」

 という声を多くもらった」

らしい。

(川畑のぶこさん原案・鈴木淳子さん漫画製作のコミックエッセイ『もっと断捨離アンになろう!』より)

それはそうだろうな、と当時も今も思う。

だってガラクタが家にみっちみち…って災害時すさまじい威力を増してしまうもの。

ゆるりまいさんの実話コミック『わたしのウチには、なんにもない』でも3.11の被災が描かれている。

「家に詰め込んだゴミやガラクタが一斉に襲い掛かってくる。

 我が家は凶器と化していた」

こんな風に、物が…特に不用品がつまりすぎた家がどんなに危険か、しっかりと描いていらっしゃいました

そうだろうなあ…。

毎度書きますけど、3.11の時はあの重いル・クルーゼの鍋がボールのようにびょんびょんはねていたというし、大阪の地震の時だって炊飯器が上下左右ぼーんぼーんと部屋の中をはねまわったらしい。

怖い!

【防災グッズや備蓄はなくてゴミがつまってるなんて悲しすぎる】

あれから13年の間、日本列島常に自然災害は起きている。

それを知るたびに明日は我が身と震え上がっているのは私だけではないでしょう。

…でも、じゃあ本当にそれを想定して、ちゃんと断捨離して安全な家に整えているのか。

防災グッズ、備蓄…色々減災のために準備できているのか。

っていうとね…うん

住居に不要物が、ゴミがガラクタが汚れがみっちみちにつまっていているとふつうに生活するのだって侵略されてとんでもない様になる。

被災した時なんてもう…だよね。

おおおお怖い

やっぱり掃除と断捨離は生活の基礎だ。

ちゃんとしよう、とまた思ったのでした。

生きよう。

生きれるまで。






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