【広くて狭いこの世界】
このブログは2011年から書いてまして、おかげさまで9年も書き続けていられます。
読んでくださる皆様のおかげです。
最初の頃は幼さにまかせて時事ネタというかエンタメネタを書いたこともあったかと記憶していますが、ある頃からできるだけ書かなくなりました。
書くならポジティブなことだけ、有名人さんの名前をあげるならきちんとさん付けして…と変わったのは大人になったからとかではなく
「実際、会ってしまうことは本当にある」
と思い知ったからです。
東京に住んでいるか通勤・通学してる人なら共感していただけるでしょうが、本当~にふつうに有名人さんたちに会っちゃうことあるのですよ。
もちろん会話を交わす、なんてことはめったにおきませんが、街で…交通機関で…カフェで…薬局で…遭遇しちゃうのだ。
「有名な人も、セレブも、今この時代を一緒に生きてる一人の人間なんだ」
という当たり前でちょっと怖い思いをすると、ネガティブなことはできるだけ書きたくない。
あと個人的に、私はスピリチュアルと占いの仕事をさせていただいているけど、たまに…いや、まあまあ見かける
「有名人○○さんを勝手に占い!鑑定!スピリチュアルリーディング!!」
ってネットで公開してるあれ。
私はやりたくないなぁ。
だって、いくらセレブがそれを目にする確立が低いとはいえ、もしも目にしちゃったら嫌じゃないですか?
有名人さんのあれやこれや思いがけず見えちゃったりすることはそりゃあ、ある。
あるけど、それはネットという誰でも見つけられる場所でベラベラ話すことじゃないよね。
証明のしようもないし。
…ってことを思ってはいるのですが、今回の記事を書くにあたって
「言ってないけどわかっちゃう」
こともあるかもしれないので先に申し出ておきます。
言いたいことにどうしても必要なので…。
【ミス・マープルのこの言葉】
イギリスドラマ版『書斎の死体』。
アガサ・クリスティーの小説が原作で、人気キャラクターミス・マープルが登場するお話です。
マープルさんは聡明で素敵なレディー。
趣味はきっと人間観察、特技は謎解き。
マープルさんはこのドラマの中で
「あら。
殿方というのはどんなに聡明でも道を踏み外すものよ」
(恋をしたら、若い人に入れあげたら)
という意味の言葉をいいます。
初めて見たときから
「男性だけじゃない。
老若男女関係なく、人間ってそういうところあるでしょ」
と思っていた私。
恋をするといつも我をなくしてしまう人、自分より格上だと思ってる相手に恋するとそうなっちゃう人、いつもは冷酷なのに好みの相手には愚かになってしまう人…まあ色々だけど、ありがちなことだよねと。
自分だってそうなんだろうな~と思うもの。
セレブじゃないから狙わないけど、詐欺師に狙われたら秒でやられそうだなと(笑)。
そう思ってた私なのですが、まさに
「恋をするとどんなに聡明な人でも変わってしまうんだなぁ」
と思ったのがね。
某ビジネスが得意なスーパーウーマンが若い女性にのぼせ上がって、浮気されて捨てられて、それに対して…。
あの!
あの!
あの頭がいい方が!
「美形って決まったパートナーを持つメリットがないから作りにくいって分析を読んで、ああそうだなと。
彼女は美人だから仕方の無いことだったんだなと笑ってしまいました」
と言っているのを見て
「あなた様までもですか…」
と雷に打たれたね。
こんなに頭が良くて冷静な人ですら恋の前ではそれかと。違うよ、美形でも真面目なカップル・結婚生活向きの人たくさんいるよ…外見でコミュニケーションスタイルは決まらないよ…。
ビリビリしました(笑)。
そしてもう一人は、これまたすごーくすごーく仕事ができるスター職の若きレディー。
彼女の仕事できるっぷりは私でもわかるし、スキャンダルも聞かないので
「強力な支援があるのかもしれないけど、本人がとても冷静で賢いんだなー」
と思ってたのだ。
そんな彼女が、親子ほど年の違う男性との熱愛で週刊誌に。
相手は離婚したばかりで、お子さんもいて…それってやっぱり…。
「こんな、こんな、こんな賢い人でもか…!」
と再び雷に打たれた私。
相手が親子ほど年が離れてるところから察するに、彼女は筋金入りのファザコンですな。
仕事ができる頭がいい人は恋愛にもそんな感じで、仕事と生活に一番いい作用をもたらす相手を淡々と選ぶのかな~と思ったら恋の前ではそうはいかないようで。
本当に思い知らされてしまったので、これだけは書かせてほしかったのです。
ガクガクブルブル…恋は盲目…火がぼうぼう…怖い…!!!
彼女達は実力があるのでいくらでも再起できるでしょうけど、それでもなんだかね…うん。
【おまけ・ステータスがあるゆえに不幸の道に落ちることもある】
不倫といえば。
これはもう
「あの人でしょ」
と思わせたくないので例え話に変えて話ます。
昔々とある王国に~(すっとぼけ)。
女好きの伯爵さまがいらっしゃいました。
伯爵さまはもちろん結婚しており、子どももいたけど出会った独身女性を口説いて肉体関係を持ちたくてしかたがない。
彼の熱烈なアタックに、男慣れしてない若いレディー・お嬢様ほどひっかかってしまっていました。
「奥さんと子どもを捨てて、私と結婚して!」
と若きレディーたちは懇願しますが、伯爵さまはエロより女よりずーっと肩書きとお金が大好き。
相手にしません。
ある年、伯爵はさる公爵の地味な娘さんを口説いて関係をもつことに成功します。
彼女もまた、
「これが真実の愛だ」
と勘違いし、彼との結婚を望みます。
彼女は地味で美人でもなく、才覚もありませんでした。
真面目で可愛らしく、たった一人の相手と生涯添い遂げたいと願うごく普通の乙女だったのです。
そんな彼女の平凡じゃない点は、公爵令嬢という最高の肩書きを持っていること、しかも桁違いのお金持ちであることでした。
彼女と結婚すれば億万長者になれる。
彼女はロイヤルとお金持ちのハイブリッドだったのです。
伯爵さまは
「妻より彼女と再婚した方が地位も上がるしお金もついてくるから得だわ」
と判断し、妻子を捨てて公爵令嬢と結婚しました。
しかし、お察し案件。
公爵令嬢は妻にはなれたけれど
「私と結婚して、私だけを生涯愛してほしい。
幸せな家庭を二人を作りたい」
という彼女の願いを彼は叶える気はなかったのです。
夫となってからも彼は浮気し放題、愛人を家にいれて妻に自慢さえします。
どんなに妻が泣いてやめてほしいとうったえても聞けません。
彼は病気だし、良心がないのですから。
~たとえ話おわり~
長い目で見れば、どっちがより不幸かはわからないって話です。
好色男にだまされ結婚したかったのに相手にされず振られたお嬢様方はその時点ではとても不幸ですが、結婚しなかったから公爵令嬢ほどの長い間不幸にならずにはすみました。
公爵令嬢はステータスがあったゆえに略奪婚に成功してしまい、さらなる不幸の渦に身を投げることになったのです。
こういう話ってあるよねって言いたいのですよ。
塞翁が馬、というものね。
「人生は吉凶・禍福が予測できないことのたとえ」
そのと~りっ…(タケモトピアノ)。
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このブログは2011年から書いてまして、おかげさまで9年も書き続けていられます。
読んでくださる皆様のおかげです。
最初の頃は幼さにまかせて時事ネタというかエンタメネタを書いたこともあったかと記憶していますが、ある頃からできるだけ書かなくなりました。
書くならポジティブなことだけ、有名人さんの名前をあげるならきちんとさん付けして…と変わったのは大人になったからとかではなく
「実際、会ってしまうことは本当にある」
と思い知ったからです。
東京に住んでいるか通勤・通学してる人なら共感していただけるでしょうが、本当~にふつうに有名人さんたちに会っちゃうことあるのですよ。
もちろん会話を交わす、なんてことはめったにおきませんが、街で…交通機関で…カフェで…薬局で…遭遇しちゃうのだ。
「有名な人も、セレブも、今この時代を一緒に生きてる一人の人間なんだ」
という当たり前でちょっと怖い思いをすると、ネガティブなことはできるだけ書きたくない。
あと個人的に、私はスピリチュアルと占いの仕事をさせていただいているけど、たまに…いや、まあまあ見かける
「有名人○○さんを勝手に占い!鑑定!スピリチュアルリーディング!!」
ってネットで公開してるあれ。
私はやりたくないなぁ。
だって、いくらセレブがそれを目にする確立が低いとはいえ、もしも目にしちゃったら嫌じゃないですか?
有名人さんのあれやこれや思いがけず見えちゃったりすることはそりゃあ、ある。
あるけど、それはネットという誰でも見つけられる場所でベラベラ話すことじゃないよね。
証明のしようもないし。
…ってことを思ってはいるのですが、今回の記事を書くにあたって
「言ってないけどわかっちゃう」
こともあるかもしれないので先に申し出ておきます。
言いたいことにどうしても必要なので…。
【ミス・マープルのこの言葉】
イギリスドラマ版『書斎の死体』。
アガサ・クリスティーの小説が原作で、人気キャラクターミス・マープルが登場するお話です。
マープルさんは聡明で素敵なレディー。
趣味はきっと人間観察、特技は謎解き。
マープルさんはこのドラマの中で
「あら。
殿方というのはどんなに聡明でも道を踏み外すものよ」
(恋をしたら、若い人に入れあげたら)
という意味の言葉をいいます。
初めて見たときから
「男性だけじゃない。
老若男女関係なく、人間ってそういうところあるでしょ」
と思っていた私。
恋をするといつも我をなくしてしまう人、自分より格上だと思ってる相手に恋するとそうなっちゃう人、いつもは冷酷なのに好みの相手には愚かになってしまう人…まあ色々だけど、ありがちなことだよねと。
自分だってそうなんだろうな~と思うもの。
セレブじゃないから狙わないけど、詐欺師に狙われたら秒でやられそうだなと(笑)。
そう思ってた私なのですが、まさに
「恋をするとどんなに聡明な人でも変わってしまうんだなぁ」
と思ったのがね。
某ビジネスが得意なスーパーウーマンが若い女性にのぼせ上がって、浮気されて捨てられて、それに対して…。
あの!
あの!
あの頭がいい方が!
「美形って決まったパートナーを持つメリットがないから作りにくいって分析を読んで、ああそうだなと。
彼女は美人だから仕方の無いことだったんだなと笑ってしまいました」
と言っているのを見て
「あなた様までもですか…」
と雷に打たれたね。
こんなに頭が良くて冷静な人ですら恋の前ではそれかと。違うよ、美形でも真面目なカップル・結婚生活向きの人たくさんいるよ…外見でコミュニケーションスタイルは決まらないよ…。
ビリビリしました(笑)。
そしてもう一人は、これまたすごーくすごーく仕事ができるスター職の若きレディー。
彼女の仕事できるっぷりは私でもわかるし、スキャンダルも聞かないので
「強力な支援があるのかもしれないけど、本人がとても冷静で賢いんだなー」
と思ってたのだ。
そんな彼女が、親子ほど年の違う男性との熱愛で週刊誌に。
相手は離婚したばかりで、お子さんもいて…それってやっぱり…。
「こんな、こんな、こんな賢い人でもか…!」
と再び雷に打たれた私。
相手が親子ほど年が離れてるところから察するに、彼女は筋金入りのファザコンですな。
仕事ができる頭がいい人は恋愛にもそんな感じで、仕事と生活に一番いい作用をもたらす相手を淡々と選ぶのかな~と思ったら恋の前ではそうはいかないようで。
本当に思い知らされてしまったので、これだけは書かせてほしかったのです。
ガクガクブルブル…恋は盲目…火がぼうぼう…怖い…!!!
彼女達は実力があるのでいくらでも再起できるでしょうけど、それでもなんだかね…うん。
【おまけ・ステータスがあるゆえに不幸の道に落ちることもある】
不倫といえば。
これはもう
「あの人でしょ」
と思わせたくないので例え話に変えて話ます。
昔々とある王国に~(すっとぼけ)。
女好きの伯爵さまがいらっしゃいました。
伯爵さまはもちろん結婚しており、子どももいたけど出会った独身女性を口説いて肉体関係を持ちたくてしかたがない。
彼の熱烈なアタックに、男慣れしてない若いレディー・お嬢様ほどひっかかってしまっていました。
「奥さんと子どもを捨てて、私と結婚して!」
と若きレディーたちは懇願しますが、伯爵さまはエロより女よりずーっと肩書きとお金が大好き。
相手にしません。
ある年、伯爵はさる公爵の地味な娘さんを口説いて関係をもつことに成功します。
彼女もまた、
「これが真実の愛だ」
と勘違いし、彼との結婚を望みます。
彼女は地味で美人でもなく、才覚もありませんでした。
真面目で可愛らしく、たった一人の相手と生涯添い遂げたいと願うごく普通の乙女だったのです。
そんな彼女の平凡じゃない点は、公爵令嬢という最高の肩書きを持っていること、しかも桁違いのお金持ちであることでした。
彼女と結婚すれば億万長者になれる。
彼女はロイヤルとお金持ちのハイブリッドだったのです。
伯爵さまは
「妻より彼女と再婚した方が地位も上がるしお金もついてくるから得だわ」
と判断し、妻子を捨てて公爵令嬢と結婚しました。
しかし、お察し案件。
公爵令嬢は妻にはなれたけれど
「私と結婚して、私だけを生涯愛してほしい。
幸せな家庭を二人を作りたい」
という彼女の願いを彼は叶える気はなかったのです。
夫となってからも彼は浮気し放題、愛人を家にいれて妻に自慢さえします。
どんなに妻が泣いてやめてほしいとうったえても聞けません。
彼は病気だし、良心がないのですから。
~たとえ話おわり~
長い目で見れば、どっちがより不幸かはわからないって話です。
好色男にだまされ結婚したかったのに相手にされず振られたお嬢様方はその時点ではとても不幸ですが、結婚しなかったから公爵令嬢ほどの長い間不幸にならずにはすみました。
公爵令嬢はステータスがあったゆえに略奪婚に成功してしまい、さらなる不幸の渦に身を投げることになったのです。
こういう話ってあるよねって言いたいのですよ。
塞翁が馬、というものね。
「人生は吉凶・禍福が予測できないことのたとえ」
そのと~りっ…(タケモトピアノ)。
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