八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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ボランティア講座の講師で気づいて学んだこと【生涯学習センター「かがやき」ボランティア講座】 

2019-07-14 15:59:28 | 「つどい」の主催行事とお知らせ

 みなさん、こんにちは。
 つどい業務責任者の新福です。

 7月13日(土)10時~12時まで、生涯学習センターの大研修室で、
行われた講座です。

 生涯学習センター「かがやき」については、下記のURLをクリックくださいね。

 http://www.kagayaki-yao.or.jp/


 ボランティア講座は、「かがやき なつやすみこども講座」のボランティアや、
生涯学習センター「がかやき」の利用団体さんなどが、受講されていました。


 私、つどいの立場で講師としてお話するのは、年に1度のこの時だけ。
 しかも、中身のある専門家的な話は、苦手で出来ないタイプです。
 苦節3年、悩みながら講師をやってきました。
 去年は、1年間お休みをいただいて、今年の5年目は、再び引き受けることになりました。


●  今回のねらい  ●
 
 「なつやすみこどもボランティア」で、一緒に活動するならば、先に顔見知りになって
交流を深めようと言う事で、今回はグループに分かれて席や机を配置しました。
 狙い通り、本当にほっとしています。

 八尾は狭いので、心知り合ったら、街中でもばったりお会いする様なまちです。
 本当につながりやすいまちだと思いますね。

 もうひとつの狙いは、私は喋りすぎて一方的な講座になるので、戒めとして
対話型にしたいの想いでしした。

 そうなんです、いつも私は一方的にしゃべるので、今回は双方向に対話型の
講座をめざそう!!

 と言うことで・・・





● はじめてみると・・・ ●

 開催はじめに、趣旨説明をした上で、みなさんで自己紹介をするお話をした際に、
参加者のみなさんが面喰らった様な顔をされていて、あらら・・・

 「やってみましょう!」と言いながらな感じでしたが、自己紹介がはじまったら、
少しずつ皆さんで打ち解けあって、みなさん、ひとりひとりの人となりや、活動情報
などをシェアが出来てよかったです。

 また、私の課題であった「開催はじめ」の皆さんに趣旨説明を行うなど、みなさんへの
「つかみ」をつかむのが、本当に難しかったですが、なんとかなりましたね。





● なにをやったか ●

 「自己紹介タイム」のあと、ボランティアの基礎的なことを30分お話しました。
 「自己紹介タイム」で、参加者から出た「ボランティアって何かがわからないの。」
という声にお応えしたお話をしました。

 その後、また皆さんで参加者でシェアタイムを20分。






● 「みなさん、お金は好きですか。」と投げかけながら・・・ ●

 「みなさん、お金は好きですか。」という投げかけながら、「企業とNPO」との違いを
図解(下の図)をお見せしながら、「八尾ねこの会 さくら」の事例を交えながら、お話をしました。
 なるほどと納得いただけて、嬉しかったです。



 
 ざくっというと・・・
 サービスを受けた当事者から対価を得られない事例ってたくさんありますよね。
 その象徴として、去勢・避妊した野良猫→「地域ねこ」から手術代を請求できないですよね。
 猫ちゃんから対価を得られないので、その活動を応援する方や譲渡会に参加される方から寄附金を募り、
今では手術代などが賄えるほど運営が出来るようになりました。
 これって、本当にすごいことなんですよ。






● ついつい、心のスイッチが入ってしましって・・・ ●


 お話を一通りさせてもらったあと、各テーブルで感想タイムを20分程していただきました。

 その中で「どんな団体があるか知りたい!」という質問に、かがやきで保管していた
「やお市民活動ハンドブック つなぐ2014」の冊子を持って来てもらい、みなさんにお渡ししました。
 役に立ち助かりました。

 「つどい」登録団体をお知りになりたい方は、つどいのこのページからご覧くださいね。

 「つどい登録団体紹介」


 参加者も情報量が多く、参加者の様子を見ると「おなか一杯」のご様子。
「あ~今回も喋りすぎた~!」と反省をしながら、今日は早めに時間を切り上げようか
と思いましたが、「植松努氏のブログ」をカットしようか思いましたが、リクエストがあって、
お話をしました。


 話はじめると、「お金では得られない価値の提供」と、「お金では返ってこない喜び・生きがい・
使命感など」があるから、市民活動団体や地域活動団体のみなさんは、身体に鞭をうちながらも
活動していること。
 でも世代交代をしたり、新しい方々に担ってもらうことが急務で、活動のあり方を考え直すことの
大切さを話したところから、私の意識が飛んでしまいました。

 心にスイッチが入ってしまいました。結果、それが良かったんですね。

 また昨年度は、恩智にある「茶吉庵」の事例も織り交ぜながら、「八尾は当事者以外の第三者が、
当事者とその活動にスポットライトを当てることがとても大切。それを行うのが、中間支援・つなぎ
役の役割です。」と話した時がピークでした。

 植村努さんのブログ記事「ビジネスとボランティア、混ぜるな危険!」はとても分かりやすく、
ご紹介をしました。ご一読くださいね。

 https://ameblo.jp/nyg1t10/entry-12492119186.html




● 講座中には、お話をしていませんが、私の想い・・・ ●
 
 八尾は当事者がPRはするのですが、中々、第三者がPRをして、活動の認知や普及などつなげて行く
側が、圧倒的に少ないんです。

 「つどい」だけでは力不足なんです。正直言うて・・・。

 だから校区まちづくり協議会や出張所など地域拠点施設などあらゆる施設や組織が手を取り合って、
発信力やつなぎ役になっていただくことが求められますね。

 また、地域分権として多様な活動主体があつまり運営することの難しさや大変さは、
環境アニメイティッドやお」の八尾市の協議会運営を参考にモデルにされるとわかりやすいと思います。

 各校区まちづくり協議会が「環境アニメイティッドやお」の様に多様な活動主体があつまり活動を行う
方々をサポートし、そして小学校区内全体のコーディネートを行う中間支援組織になることがとても望ましいと、
私は本当に思います。
 私は「環境アニメイティッドやお」の事務局を、5年間手探りで地べた這いつくばってやって来た経験から、
特にそう思うのです。
 
 あ、すみません。またスイッチが入ってきましたね。
熱のある文面を書くと、うっとうしくて誰も読まないですね。話を戻します。

 

● ボランティア経験のない方への情報提供として ●

 今回の経験を振り返って、今後の講師として何か見えてきたように感じました。
 次年度の講座講師依頼があれば、どのような改善が出来るかなと思いながら、まとめてみます。

 ★次年度の流れ★
  ・前半は、自己紹介と「ためになる情報」として「ボランティアとは?」のお話
  ・中盤は、前半のお話を受けて各テーブルでの感想タイムを入れる。
  ・後半は、「ボランティアや公益活動のあり方」を講師の心にスイッチをいれながら、
   お話をする。
  ・最後に、後半の内容について各テーブルでの感想タイムを入れる。

 ★対話型・双方向で講座が出来るマネジメントサイクル★
  「開催趣旨・自己紹介」→「講師から情報提供」→「参加者同時で感想タイム」
  →「参加者からの質問」→「講師からの情報提供」を繰り返して行ければと思いました。

  キーワードは、「参加者のためになる情報」と「公益活動のあり方」を情報提供する。

  次回あるならば、双方向で話合いながら、やりとりする講座兼ワークショップが出来そうですね。

  本当に公益活動の入口を、皆様にさらに提供して行きたいと思います。




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