センター「つどい」の新福です。
遅くなりましたが、約2週間前の4月20日(土)に開催しました報告会に参加しました。
当日は、13団体が発表しました。子育て、地域活性化、環境、観光、安心・安全、健康等々、多様な分野の団体が発表されました。
発表の後、審査委員の久座長から下記のような講評がありました。
(要点をまとめております。)
1. 「市民力」は、「ネットワーク力」!
・ 八尾市では校区まちづくり協議会が設立し、地域活動と市民活動が共に公益活動をやっていこうという流れになっています。
・ そこで「市民力」とは何かを少し考えてみたいと思います。
・ 「力」と言う言葉には、資金力や権力(動員も含めて)が思い浮かびますが、「市民力」にはこれらはありません。
・ 不特定多数の方のお役に立つ、社会へ貢献するにはひとりではできません。そのために市民力は、「ネットワーク力」が求められ、大きな力になります。
2. 「ネットワーク力」とは?
・ 「ネットワーク力」は、ひとりではできないことをつなげていく「つながり」が重要になります。
・ つながりは、2つポイントがあります。
・ ひとつは「共感」できること。今回の報告会も公開の場での発表ですので、共感を得るための発表の機会でもあります。
・ 共感は価値を産み出す可能性があります。
(例:共感で寄付を募る、会員になる、行事に参加するなど。資金や仲間づくりにもつながります。)
・ ふたつ目に「自分が社会に何を提供できるか」です。
自分がやりたいことを求めるばかりでは、つながりが生まれません。
「Help!」ではなく、何が出来るのか。
(例:社会に何で貢献・お役に立つのか。公益)
その他に、芦屋市では、NPO公開オーディションで、資金・場所・ものを求めている団体に提供者が札をあげるオーディションの事例や、大阪市京橋や富田林市では、事業者が事務所等の場所の提供を行う事例のお話がありました。
ぜひ、今年度も、上記を参考に応募をされる団体は応募締切が5月14日まで(消印有効)です。
センター「つどい」では応募資料の作成についてのご相談も受け付けております(予約制)。
よろしくお願い致します。