10月に父の葬儀を終え、四十九日法要までは山は休みと思っていたのだが、どうしてもやっておかなければならないことがいくつかあって、出かけることにした。その一つがこの花咲かじじい作戦である。本格的に作戦を展開するのは来年になるであろうが、その前に準備しておかなければならないことがいくつかあって、現地の状況を確かめなくてはならない。
本年6月に訪れた時の状態
平成24年には開花しているのを見ることができたこの草だが、その翌年から花が咲かなくなってしまった。原因のひとつが環境の変化である。テンニンソウをはじめとする雑草が草の周囲にはびこるようになり、おそらくは花を咲かせるために必要な地中の菌の活性が低下してしまったことがひとつ、もうひとつはこの写真で見る限りでは草の周辺の日照条件がきわめて悪い。周囲の木が伸びて日が当たらなくなってしまったことも、草が光合成をして成長して行くための障害になっていると考えられる。
今回訪れた同じ場所。草はどこへやら? 跡形も見えず、来年は葉を出してくれるのだろうか??
草の目で見た林の様子。葉が落ちているので空が見えるが、夏の成長期にはほとんど陰ってしまいそうだ。
草周辺のテンニンソウは以前に除去したが全く元気を回復してくれないこの草。スゲのような細葉の雑草も悪影響を与えていそうだ。菌活性化のための作戦をこれから展開しようとしているのだが、現状を把握して専門家に相談する必要がある。このまま何もしなければ、この草は確実に消滅して行く運命にあると思われる。
おまけの花と風景。
リュウノウギク。そろそろ終わり。
夕映えのリンドウ。
夕映えのブナの森。
少しだけ姿を見せてくれた富士山。
5年がかりで復活してくれればと願っている。
本年6月に訪れた時の状態
平成24年には開花しているのを見ることができたこの草だが、その翌年から花が咲かなくなってしまった。原因のひとつが環境の変化である。テンニンソウをはじめとする雑草が草の周囲にはびこるようになり、おそらくは花を咲かせるために必要な地中の菌の活性が低下してしまったことがひとつ、もうひとつはこの写真で見る限りでは草の周辺の日照条件がきわめて悪い。周囲の木が伸びて日が当たらなくなってしまったことも、草が光合成をして成長して行くための障害になっていると考えられる。
今回訪れた同じ場所。草はどこへやら? 跡形も見えず、来年は葉を出してくれるのだろうか??
草の目で見た林の様子。葉が落ちているので空が見えるが、夏の成長期にはほとんど陰ってしまいそうだ。
草周辺のテンニンソウは以前に除去したが全く元気を回復してくれないこの草。スゲのような細葉の雑草も悪影響を与えていそうだ。菌活性化のための作戦をこれから展開しようとしているのだが、現状を把握して専門家に相談する必要がある。このまま何もしなければ、この草は確実に消滅して行く運命にあると思われる。
おまけの花と風景。
リュウノウギク。そろそろ終わり。
夕映えのリンドウ。
夕映えのブナの森。
少しだけ姿を見せてくれた富士山。
5年がかりで復活してくれればと願っている。
2016年度ミッションの一つ
花咲かじじい作戦
次回は参加させて頂きます