山地の林床に生育する多年草である。根は太く、茎は直立し、草丈は 30 ~ 40㎝。葉は互生し柄があり、葉身は長さ5 ~ 12㎝の 2 回 3 出複葉で裏面は無毛または稀に散毛があり、小葉は楕円形から倒卵形。花は茎頂に上向きに 1 個つけ、花弁は白色で 5 ~ 7 枚、花柱は短く外に曲がる。花期は 5 月。本州中部以西、四国、九州に分布し、山梨県では御坂山系、富士山麓、南アルプス、八ヶ岳など広範囲で生育が確認されている。林内に散在性に生育しており群落を形成している場所は稀である。
2018年山梨県カテゴリー:準絶滅危惧(NT) 2017年環境省カテゴリー:なし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/2d/359eaa71134a590c7ed7a838e84e3998.jpg)
ヤマシャクヤク 平成26年5月 杓子山で撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/19/3e18b81aacc19962bc115ef84a0c39e7.jpg)
純白の美しい花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/1b/3ddf131c35a8dcce81ba52269c1478c0.jpg)
まだ蕾のヤマシャクヤク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8a/01b1c452ff77ddeab13db367168ff608.jpg)
令和2年5月 富士山麓で撮影したヤマシャクヤク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/8b/7581770d612132deff1d74cde63efe2c.jpg)
群生していたヤマシャクヤク。身延町で撮影。まだ花は確認していない。
⇒その他の山梨県の絶滅危惧の植物
➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
2018年山梨県カテゴリー:準絶滅危惧(NT) 2017年環境省カテゴリー:なし
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ヤマシャクヤク 平成26年5月 杓子山で撮影
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純白の美しい花
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まだ蕾のヤマシャクヤク
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令和2年5月 富士山麓で撮影したヤマシャクヤク
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群生していたヤマシャクヤク。身延町で撮影。まだ花は確認していない。
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