本州中部から北部に分布し、ナラ類やクリ、ズミなどの大木に寄生する落葉低木である。葉は対生し、葉身は長さ2~3㎝の長楕円形で先端は円い。花は大きさ2.5㎜くらいで黄緑色、花被片は6枚で枝の先端に穂状に付ける。果実は5~6㎜の球形で淡黄色に熟す。花期は6~7月。良く似たヤドリギは常緑性で冬も葉が残ること、花や実は枝先ではなく枝の分かれ目に付くことで区別出来る。
青々としているホザキヤドリギ 2022年6月 北杜市で撮影
花を期待したのだが・・・
既に散った後だった。残念。
ホザキヤドリギ 平成28年8月 富士山麓で撮影。この頃は撮影技術が未熟だったこと、超望遠レンズを持っていなかったことなどで画像がいまひとつである。
令和1年10月 同じ木に寄生していたものを撮影。淡黄色の実は枝先にブドウ状に成る。
令和4年9月 北杜市で撮影。
落葉する前のまだ青い実がブドウ状にたくさん成っている。
令和4年11月 北杜市の同じ場所で撮影。落葉して成熟した黄色い実がたくさん成っている。
ホザキヤドリギの黄色い実。この季節がいちばんホザキヤドリギらしく見える。
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