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岩国徴古館

2014年09月09日 20時00分04秒 | 日常の散歩にて感じた事

 

 

                        岩 国 徴 古 館

 

 

 

 

 

 

平成26年9月6日(土)錦帯橋にビデオーカメラを撮影に行くついでに
岩国徴古館も撮影しましたのでブログに載せて見ます。

それでは少し岩国徴古館について述べて見ます。

昭和15年の吉川報教会の理事会で岩国徴古館設立が可決され、昭和
20年3月に建物が竣工しました。これは最後の岩国藩主吉川経建の
弟重吉の、郷土に図書館と博物館を、という遺志を実現したものでし
たが、戦時中に建てられた珍しい博物館といえます。
設計者は岩国中学校で学んだこともある佐藤武夫です。早稲田大学で
建築を学んだ佐藤は、戦時下の限られた資材を最大限に活用しました。
構造体にはレンガを使用し、外壁には溶鉱炉から出る鉱滓で作ったブロ
ックを貼って装飾としています。
内部はこげ茶に塗った壁板と白漆喰のコントラストを利用して、
落ち着いた雰囲気となっています。また、電気節約のために、
自然採光を最大限に利用していましたが、これは現在わずかに面影を残す
のみとなっています。なお、竹筋コンクリートを使用しているとの説もあ
りますが、現在までの調査ては、はっきりしていません。
低く抑えた洋風の外観、入口の列柱、内部の裾広がりの柱や蝶旋階段等、
工夫が随所に施されています。
陸軍燃料将治療所、図書館として一時的に利用されましたが、昭和25年
4月に博物館として開館、昭和26年に岩国市へ寄付移管されました。
平成10年1月16日に国の登録有形文化財に登録されました。


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