天皇盃全国男子駅伝(表彰式)
平成30年1月21日(日)第23回天皇盃男子駅伝競走大会が有りました。
その中で第23回天皇盃全国男子駅伝表彰式が広島国際会議場にて行われました
ので、これをブログに乗せて見ようと思います。総合成績は7区間48.0㎞を走り、
埼玉県チーム2時間19分10秒(1位)でした。(2位)長野県チーム2時間19分56秒で
した。長野県チームは過去7回優勝して居る駅伝の強剛チームです。(3位)は千葉県
チーム(4位)は福岡県チーム、(5位)は群馬県チーム、(6位)は山口県チーム、又、
今年は私達の代表県山口県が過去最高の6位に躍進し、12年ぶりに入賞しましたことは、
大変喜ばしい事です。尚、(7位)は神奈川県チーム、(8位)は茨木県チーム、ここ迄
が入賞チームです。ちなみに広島県チームは12位でした。
◆それでは天皇盃第23回駅伝の解説、尾方剛氏(広島経済大陸上競技部監督)
前回に引き続きまして、第23回大会も開設をさせていただくことになりました。
さて、昨年開催された世界陸上ロンドン大会では、男子50㎞競歩で荒井広寅選手が銀、
小林快選手が銅、男子×100mリレーで銅メダルを獲得し、日本代表としての意地を
見せてくれました。私は男子マラソンの解説者として現地へ行かせていただきました。
現役時代とは違い気楽な半面、世界一流選手が集い、戦うこの舞台で指導者として勝負
しないといけないということを心の底思わせてくれる貴重な経験を得た大会でも有りま
した。そして、昨年の福岡国際マラソンでは大迫傑選手が日本歴代5位となる2時間7分
19秒で走り、2年後の2020年東京オリンピツク・パラリンピックでのメダル獲得に向
けて明るいニュースを提供してくれました。大迫選手は企業に所属せず、プロランナー
として活動しています。結果が求められる世界で後ろ盾がなく、厳しい環境に身を置いて
競技に専念しているからこそ最大のパフオーマンスを発揮できているのだと考えます。
昨年の本大会は、長野が終始上位でレースを進め、3年ぶり7度目の優勝を果たしました。
福岡はアンカー勝負まで持ち込みましたが接戦で2位となり、レースを盛上げてくれました。
今大会で優勝争いに加わってくるチームとしては、昨年優勝の長野、群馬、愛知、福岡、埼玉、
などが挙げられます。地元広島は大声援を背にして上位入賞を目指してもらいたい。
どのチームにも言えることですが、いかに一般と高校生区間に力のある選手を登録できるか。
そこが上位入賞への鍵となります。昨年同様、アンカー勝負までもつれるような熾烈な争い
を期待します。あと2年しかない東京オリンピツク・パラリンピックで成果をあげるためにも
もっと長距離マラソンに関心や興味を持ってもらえるよう、駅伝を応援していただく皆様へ
レース解説は分かりやすくお伝えしていきます。
実況 下境秀幸アナウンサー(NHK広島放送局)