金 閣 寺
平成27年11月16日~17日に掛けて妻と2人で京都方面に旅行に行きました。
今回はブログ第12弾目の京都金閣寺(鹿苑寺)をお載せ致します。
ただ今回はブログを載せるのに少し遅れました。それというもの岩国観光バス
ミステリー旅行に参加しましたので遅れました(平成27年12月6日~7日迄)
尚、行く先は奈良方面でした。これも後程ブログに入れますので宜しく。
◆それではいつもの様に金閣寺を少し述べて見ます。
お釈迦様の舎利(お骨)をまつった舎利殿「金閣」が特に知られ、金閣寺とよば
ばれていますが、正しくは「鹿苑寺」と言い、臨済宗相国寺派の禅寺です。
この地は、鎌倉時代に西園寺公経の別荘「北山第」が在りましたが、足利三代
将軍義満が気に入り、応永4年(1397年)に西園寺家から譲り受け、山荘「北山殿」
を造りました。金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの地に現したと言われ、
後小松天皇(一休禅師の父)をお招きしたりしました。室町幕府は中国(明国)との交
易を盛んに行い、北山文化の中心地として発展しました。義満没後、遺言により夢
窓国師を開山(初代の住職)とし義満の法号鹿苑院伝殿から二字をとり、鹿苑寺と名
づけられました。1994年、世界文化遺産に登録されました。
◆舎利殿(金閣)
金閣の二層と三層は、漆の上から純金の箔が貼ってあり、屋根は椹の薄い板を何枚
も重ねたこけら葺で、上には鳳凰が輝いています。一層は寝殿造で放水院、二層は
武家造で潮音洞とよばれています。三層は、中国風の禅宗仏殿造で究意頂とよばれ、
三つの様式を見事に調和させた室町時代の代表的な建物です。
昭和62年(1987年)秋、漆の塗替や金箔の貼替、更に天井画と義満像の復元を行い
ました。又、平成15年(2003年)春、屋根の葺替が行われました。
◆庭園
金閣のある鏡湖池を中心とし、葦原島など大小の島々や、当時の諸大名がきそって
石を献納してその名が付けられた畠山石や赤松・細川石などの名石が配されています。
西の衣笠山を借景とした庭園は室町時代の代表的な池泉回遊式庭園で、国の特別史跡
及び特別名勝に指定されています。方丈の北側には京都三松の一つで舟形をした「
陸舟の松」があり、義満が自分で植えたと伝えられています。
金閣の後を進むと、義満がお茶の水に使ったと伝えられる「銀河泉」、手を清めた「
厳下水」があり、それに隣接する「龍門の滝」は、鯉が滝を登ると龍になると言われ
る中国の故事「登竜門」に因んだ「鯉魚石」が置かれています。「安民沢」は古くか
らある池の名前で、中の島には「白蛇の家」があります。