姫 路 城 外 周
平成27年6月28(日)梅雨の谷間かしら、今日は朝から天気も良く、友達の
Yさんと姫路城にでも行って見ますかと話合いました。すぐ話合はまとまり
2人でドライブ旅行に出かけました。
午前7時20分に岩国を出発しまして山陽自動車道を通り姫路東インターから
降りて一般道を走り午前11時50分に姫路城駐車場に着きました。その時感
じた事はまあー何と姫路城の見物客の多い事多い事、日本全国から来られて
人、人、人でした。
◆いま白鷺の"天守閣"がよみがえる。
天を突くように威風堂々とそびえる、白く輝く大天守。その圧倒的な姿は、
白い鷺が舞い立つように見えることから、別名「白鷺城」と呼ばれています。
昭和の大修理から45年。「平成の修理」と呼ばれた大天守保存修理工事は、
かけがえのない世界文化遺産・国宝を築城時そのままの美しい姿で次の世代
へ引き継ぐため、漆喰壁の塗り替えや屋根瓦の葺き直しを中心に約5年をかけ
て行われました。
◆それでは姫路城の工事の模様を少し述べて見たいと思います。
工事の間、城を風雨から守るための素屋根。実物大の姫路城を描いたメッシュ
シートを外壁に貼り、景観にも配慮しました。屋根瓦の継目地と呼ばれる特殊
な漆喰を使用。塗り込むことで、風や揺れに対する強度を高めます。
姫路城の美しさの象徴でもある漆喰壁。外部に表れたすべての表面を漆喰で仕
上げる白漆喰総塗籠造りという工法が用いられています。消石灰、貝灰、すさ、
海藻などを材料とする古代からの伝統工法を継承するもの。薄く何度も塗り重
ねることで、その厚さは3㎝にも及び、これにより火災や風雪から城を守って
います。
懸魚は(げぎょう)は、屋根の妻の頂点に取り付ける棟木や桁の先を隠すための
飾り板です。解体前には既存実測・原寸図に基づいて、懸魚の漆喰仕上用の原
寸型板を制作します。詳細に記録することで、その技術や伝統を後世に引き継
ぐことも修理目的のひとつです。写真は、化粧直しされた五重屋根東西の蕪(
かぶら)懸魚。