yamaの不定期日記♪♪

2005年1月から続いている迷える(?)オッサンのブログです。「アスリート」目指してます(笑)

映画館で

2007-01-12 01:30:42 | NEWS
「犬神家の一族」見ました。横溝正史好きではありませんし 小説もほとんど読んでいません。では なぜ映画を見たのかと言うと 主演の石坂浩二さん(金田一耕助役)がお書きになった「金田一です」という本を読んだからです。石坂さんの金田一耕助に対する深い思い入れ、役作りのノウハウ、演技の細部へのこだわり、監督市川崑に関するエピソードなど満載で非常に興味深い本でした。それで映画も見てみようと考えた訳です。
映画の感想ですが 物語そのものはリアリティがなく(偶然が多すぎる!!)なんだか幻を見ているような印象でした。たとえば ある殺人事件の被害者は屋根の上で発見されるのですが 一体犯人はどうやって死体を屋根の上まで運んだんでしょうか?なぜ 屋根の上まで運ばなければならなかったのでしょうか?(殺人は屋内で行われている)あと 重要人物「珠代」役を松島奈々子さんが演じられているのですが 良くなかったです。存在感がまるでない。他の大物女優に圧倒されたのでしょうか? 逆に良かったのは「はる」役の深田恭子さんです。とてもイキイキとしていました。勿論 石坂浩二さんは素晴らしかったです。特にラストシーン 畑の中の一本道を1人でヒョウヒョウと歩きながら 一瞬 振り返る所はシミジミとして絶品でした。さすがですねww

結論 石坂浩二&深田恭子ファンの人はこの映画見ましょうw