この類のアルバムはJAZZの解説書やムックで紹介される事は殆ど無いし、再発のデモとしてショップで掛かる可能性も低い。知る手段は口コミや耳コミ?に頼るしかなく、その意味でもJAZZ喫茶の存在価値は大きい。今はネット情報が溢れているが音楽は聴いてなんぼの世界でやはり実際に聴いた人の直接評価が一番当てになるだろう。勿論自分の趣味に合う人という前提だが・・・。ともかく、此れは一般的なジャズファンと云われる人種にとって麻薬のような魅力を感じる演奏だろう。SELDONとROUSEの演奏が交互に収録されているもので共演しているわけではなく全く別のセッション。サイドメンも当然ちがう。おそらくアルバム1枚分に足りなかった結果の企画もの?。ややこしい事に最近ROUSEの傑作『YEAH!』と2枚分が入ったカップリングCDが出たので、お得だけど混乱しない事だ。冒頭の1曲で引き込まれる事請け合い。
◆MUSIC DATA
1.TWO FOR ONE (LloydMayers) 7:51
2.WHEN SUNNY GETS BLUE (MarvinFisher,JackSegal) 5:50
3.FOR LESTER (SeldonPowell) 7:17
4.QUARTER MOON (GildoMahones) 5:47
5.BOWL OF SOUL (SeldonPowell )6:07
6.I SHOULD CARE (SammyCahn,AxelStordahl,PaulWeston)7:10
◆PERSONNEL
1.3.5
SELDON POWELL (Ts,Fl)
LLOYD MAYERS (P)
PECK MORRISON (B)
DENZIL BEST (Ds)
2.4.6
CHARLIE ROUSE (Ts)
GILDO MAHONES (P)
REGGIE WORKMAN (B)
ARTHUR TAYLOR (Ds)
◆RECORDED
1961.7.13
◆RECORDING ENGINNER
◆LABEL
EPIC
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