PARKERのラバーマンセッションに参加する等長いキャリアをもつMcGHEEだが1987年に死ぬまでジャズシーンの中心に立つ事は無かった。アルバムもどちらかと言えばマニアックなファンが買い求めていたと思う。彼のラッパはシャープでもないしソフトでもく、垢抜けないサウンドで田舎っぽいのだが嵌ると妙な魅力がある。このアルバムは彼の作品の中ではポピュラーなもので普通に売っているし、何時でも買える。メンバーはオールスターセッションとでも言える位西海岸のビッグネームが名前を連ねている。内容は聴けば解るが普段、普通に聴くのがいい。録音は名手R.DUNANN、後にも先にも彼ほど生音をそのまま録り再生して見せた技師は居ない。
◆MUSIC DATA
1．DEMON CHASE （Howard McGhee） 7：50
2．WILLOW WEEP For Me （Ann Ronell） 4：20
3．SOFTLY，As In A Morning Sunrise （Romberg-Hammerstein） 3：13
4．SUNSET EYES （Teddy Edwards） 5：10
5．MAGGIE’S BACK IN TOWN （Teddy Edwards） 10：36
6．SUMMERTIME （Gershwin-Heywards） 3：11
7．BROWINE SPEAKS （Clifford Brown） 8：03
◆PERSONELL
HOWARD McGHEE（Tp）
PHINEAS NEWBORN．JR（P）
LEROY VINNEGAR（B）
SHELLY MANNE（Ds）
◆RECORDED
1961.6.26 LA
◆RECORDING ENGINEER
ROY DUNANN
◆LABEL
CONTEMPORARY
