京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

中国の鳥インフルエンザ・続報

2013年04月05日 | 世界ウォッチ
夕刊で「鳥インフル6人目の死者」
読売ー「3日に死亡した52歳の無職女性と接触のあった一人が発熱の症状を訴えている」「上海市当局は4日、ハトのサンプルから同型ウイルスが検出された市内の卸売市場を閉鎖」

朝日ー「上海市で死亡した感染者2人について、密接に接触した計3人に発熱や肺炎などのインフルエンザに似た症状が出ている人がいて、うち一人は死亡していたことがわかった」
「2月19日に発病して3月4日に死亡した上海市の男性(87)の息子2人は、父親の発病より前にインフルエンザのような症状を起こし、年下の息子(55)は重症化して死亡していた。」
中国での報道は、人から人への”感染”を示唆している。

「パンデミックになる可能性は(致死率が高く、従来懸念されていた)H5N1型の鳥インフルエンザより高い」と、日本の国立感染症研究所当局

中国での鳥インフルエンザでの死者は、遅くとも”2月早々”から出ていたということ。
”感染源を特定し、徹底的にそこで封じ込める”という段階でないので、
もうすでに、かなり広がっているということ。
これから「朝日」の記事のように、後追いで、どんどん「死亡例」が出てくる。


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「資金供給、2年で倍」ーこの実験は、資本主義”バブル”破裂に進む可能性あり

2013年04月05日 | 世界ウォッチ
本日の各紙
「日銀『量的・質的緩和』」(毎日)
「日銀資金供給130兆円増」(朝日)・・・

京都新聞は「脱デフレ、壮大な実験」「資産バブルや金利上昇懸念」と書いたが
これは”バブル”破裂程度では終わらないだろう。
新自由主義の本陣が仕掛ける”大実験”が”失敗”すれば
資本主義がはじけていく可能性が大
その場合、日本の被害は甚大になる。
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中国豚の大量死&鳥インフルエンザの拡大

2013年04月04日 | 世界ウォッチ
中国での「豚の大量死」についての
「AFP」(3月25日)の記事

「上海市内を流れる黄浦江に大量のブタの死骸が流れ着いた問題で、上海市当局は24日夜、死骸の全面回収の見通しが立ったと発表した。これまでに回収された死骸は合わせて1万6000匹以上に上っている」
「上海市当局は声明で『市の河川を漂うブタの死骸を回収する作業は、基本的に完了した』と述べた。当局によると、回収された死骸は23日に93匹、24日には98匹と、初めて100匹を下回った」
「黄浦江は上海市の飲料水の22%を供給する河川。24日午後までに回収した死骸の数は1万924匹に上っている。これに加え、先週の国営ラジオによると、黄浦江の上流に位置する浙江省嘉興市でも、ブタの死骸5528匹が回収されたという」

「どこから流れてきたのか依然わからぬまま」
「ブタの死骸がどこから流れてきたのかについて、正確なことは依然わかっていない。嘉興市の養豚農家が投棄したものと非難されているが、嘉興市当局は同市単独の投棄ではないと主張。一方、上海市当局もブタが大量死するような疫病の報告は上がっていないとしている」
「ブタの死骸からは、ブタによくみられる疾病でヒトに感染しないブタサーコウイルスが検出されている」

この中で明確なこと

3月10日「新華社電によると、9日、中国上海市を流れる黄浦江の上流で、大量の豚の死骸が浮かんでいるのが見つかり、900頭以上が回収されたという」
という記事が以前に出ていたので
3月、連日、黄浦江に数百匹から1000匹以上の豚の死骸が流れてきているのは確か
「嘉興市当局は同市単独の投棄ではないと主張」
中国各地で豚が大量死しているのは確かだろう。

本日の「読売」-「鳥インフル拡大警戒」の見出し
「今回のウイルスは従来のH7N9型に比べて、遺伝子が人に感染しやすく変異していることがわかった」(国立感染症研究所の田代真人インフルエンザウイルス研究センター長らが解析)
「今回のウイルスも、鳥からまずブタに感染して変異を起こし、人への感染力を獲得したのではないか」(喜田宏北大教授)
「広範囲に散発的に患者が出たのも今回の特徴だが、これもブタが関与した可能性がある。上海市ー南京市は270キロ、宿遷市までは425キロ。同じウイルスに感染しても人と動物では症状の出方が違うため、気づかないうちにブタや鳥に感染が広がったことも考えられる」
「実際には人でも多くの感染者がいて、報告例は氷山の一角という可能性も否定できない」(外岡立人・元小樽市保健所長)
「短期間に多くの感染者が現れており、本当に人から人への感染が起きていないかどうか、注意深く見ている必要がある」(押谷仁・東北大教授)

いづれにしろ、「時間の問題」

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「方丈記」と現代

2013年04月02日 | 日本ウォッチ
「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし」

「方丈記」が書かれたのも、激動の時代
平安から鎌倉幕府へと政権が大きく変わる時代は
「大地動乱の時代」でもあった。

現代もつくづく「大転換の時代」だと思う。
政治も政党も
これまで確固として変わらないように見えたものが、泡沫のように
一気に崩壊していくことが起きる時代だ。

自民党政権と言っても、ほんの60年
これまでのものが新しいものに変わる時代は
乱流の中で本流を生み出していく時代
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