京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

鳥インフル 「世界的流行否定できず」(国立感染症研究所)

2013年04月22日 | 世界ウォッチ
20日の「京都新聞」
「国立感染症研究所は19日、中国で感染者が相次ぐ鳥インフルエンザウイルスが『人への適応性を高めており、パンデミック(世界的大流行)を起こす可能性が否定できない』などとする初めてのリスク評価を公表した」
「市場の鳥と患者から分離したウイルスには遺伝情報に違いがあり、鳥から患者に直接感染したとは考えにくく、ブタなどの哺乳動物が介在して感染源になっていることがありうる」と
22日「京都」
「感染者103人に。中国死者20人」「中国や国際社会は、大流行につながりかねない『人から人』への感染に対する警戒を一段と強めている」「中国以外の国・地域では、同型ウイルスの人への感染は報告されていない」

というが、
まず「感染者103人」はそのまま受け取っていい数字か?
この数字は、重傷者や検査を受けた人の中で「感染が発見された人」の数字
感染しても発症していない人の方が多いと考えると、この数字はある程度”わかる”
「徹底した健康調査が行われている」「数字が隠されていない」ことが本来は”評価”の前提だが・・・

「朝日」22日夕刊は、「鳥インフル 関空で止める」と関西空港検疫所での検査体制の強化について書いている。
ただ、ウイルスの遺伝子型検査は「希望者やせきや発熱があると名乗り出た人に対して実施する」とのことで、これはもっと強化すべき。さらに水際対策を徹底する場合には「畿内での検疫に踏み切る」そうだ。「担当者は『日本でもいつ広がってもおかしくない状況。何としても水際で阻止したい』と」
じわじわと、しかし必ず日本にやってくる。
検査体制を強めれば「発症していない人」で見つかる可能性もある。
いずれにしろ「早期発見」を
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