京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

鳥インフル 中国が調査報告 「『限定的に人から人への感染がおきた可能性がある』と結論づけた」

2013年04月26日 | 世界ウォッチ
26日「朝日」
中国疾病対策センターなどの「鳥インフル調査」の記事
「感染者の77%が動物と接触」

調査人数は82人(これは、感染がわかった人の調査だ)
「動物への接触から発熱などの症状が出るまでの期間は「1から10日」
「82人のうち17人が死亡。60人が重体。ほぼ半数が65歳以上の高齢者」とのこと
「41人は抗ウイルス薬タミフルの投与を受けたが、多くは発症から約6日後」で
もう一つ効果が出ていないようだ。「タミフルは6日以降は効果が期待できないとされる」と書いている。
「感染者と密接に接触した家族や医療従事者ら1689人のうち、一週間の観察期間がすぎた1251人では、19人に咳などの症状が出たが、ウイルス検査では陰性だった。一方、2家族は家族内感染が否定できないとして、『限定的に人から人への感染がおきた可能性がある』と結論づけた」

限定的に「人から人への感染がおきた」可能性があると「結論づけた」
ということだ。

「情報」が普通に出ていたとして、
落ち着いて「現状」を見れば

○感染者は、当然もっと膨大。もし、完璧に「感染者」が110人程だったとしたら、これは「封じ込めている」ということで、考えられない。
○だから、まだ「重症化」する人は相対的に”少ない”状態ではないか。(これは、情報が”普通に出ている”として)
ちなみに、110人ほどのうち、82人の調査だが、17人が死亡(致死率20.7%)、重体60人と合わせて77人(93%の人が死亡か重体-この%はあまり意味がないが)
○しかし、「人から人へ」、容易に感染する過程(ing)
○中国は、「動物との接触」の機会も含め、これらの条件がかなりそろっている