アイリス あいりす 

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北朝鮮の可笑しさ!!

2011-12-27 15:10:28 | 日記
1996年に私は、バスツアーで韓国の板門店(パンムンジョン)
に行きました。
まだ、テレビではあまり拉致被害者のことが騒がれる少し前です。
その時の話です。

バスは女性ばかりの日本人のツアーでした。
無論北朝鮮側には、そのことは、すでに告げられて
いると説明がありました。

板門店の展望台に登って、両国の会談する建物を見降ろして、
その向こうの丘にある北朝鮮の建物がすぐそこに見えました。

すると、その建物の横にバスがやってきました。
北のものとは信じがたい程の真新しいバスです。
最新型のものだと、私たちの目にもわかりました。
「すごい新しいバスね」「あんなものがあるのね」
などと話していると、
そのバスから、女性が沢山降りてきました。
そして、にぎやかに弾んだ笑い声まで、聞こえてきたのです。
しかも、着ているものも、まるで想像していたものとは違って、
彼女たちの服装は、日本の街で見かけるのと同じ
スタイルでした。
「???」「・・・・」

その時、誰か言いました。
「日本語よ。」
展望台にいた、私たちは全員耳をそちらに集中させました。
あろうことか、日本語で楽しそうにまるでピクニックにでも
出かけたように、建物の中に入っていくのです。
しかも、誰ひとりとして、南を見る人はいません。

たったこれだけでしたが、
私たちは帰路のバスの中で心なしか、口数が減りました。
北朝鮮の芝居だったのは言うまでもありません。
きっとそれを計算して、「あっ!!」っと言わせたかったが
為の芝居だったに違いないのです。

不自然な、可笑しな可笑しな北朝鮮を肌で感じた日でした。


北朝鮮の世代交代があり、体制が変わること、拉致被害者が
一刻も早く帰国出来ますように、祈っています。








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