私は、総理が止めると思っていましたので、甘利大臣の辞任は予想していませんでした。ですので、帰ってきてテレビを見て、二重に驚きました。何故、総理は慰留されなかったのか?
以下は、昨日の「読売新聞」の記事です。既に御存知の方もいらっしゃるかも知れません。
『「全力で支える」誓い暗転』
2016年1月30日(土曜日)
「首相と甘利氏は、固い絆で結ばれていた。甘利氏を第1次内閣から閣僚に起用し続けてきた首相は、12年の大みそかに、甘利氏とこんなメールを交わした。
首相「おかげさまで2度目の総理になることができました。日本のために命を懸けて頑張ります」
甘利氏「歴史に残る総理にするべく、全力で支えます」
12年9月の総裁選で、安倍陣営の選対本部長を務めた甘利氏は、事あるごとに、
「ポストに恵まれない俺を引き上げてくれたのが安倍首相だ。首相を最後まで支えるつもりだ」
と周辺に語っていた。
甘利氏に違法献金疑惑が浮上し、与党内で進退論が出ても、首相は甘利氏を守ろうとした。
1月25日昼。首相官邸。
辞意をほのめかす甘利氏に対し、首相は
「支持率が10%落ちても辞める必要はない」
と慰留した。
しかし、首相のこの言葉が、甘利氏に辞任を決断させた。
「そんなことを言われれば言われるほど、この内閣を守らなければならない」
28日の辞任記者会見では、自らを安倍政権の足を引っ張る「阻害要因」と断じ、閣僚辞任こそが安倍政権を守ることにつながると説明した。
総理を全力で支える__。
大みそかの誓いは、皮肉な形で果たされた。」
記事はここまでです。
以下は、昨日の「読売新聞」の記事です。既に御存知の方もいらっしゃるかも知れません。
『「全力で支える」誓い暗転』
2016年1月30日(土曜日)
「首相と甘利氏は、固い絆で結ばれていた。甘利氏を第1次内閣から閣僚に起用し続けてきた首相は、12年の大みそかに、甘利氏とこんなメールを交わした。
首相「おかげさまで2度目の総理になることができました。日本のために命を懸けて頑張ります」
甘利氏「歴史に残る総理にするべく、全力で支えます」
12年9月の総裁選で、安倍陣営の選対本部長を務めた甘利氏は、事あるごとに、
「ポストに恵まれない俺を引き上げてくれたのが安倍首相だ。首相を最後まで支えるつもりだ」
と周辺に語っていた。
甘利氏に違法献金疑惑が浮上し、与党内で進退論が出ても、首相は甘利氏を守ろうとした。
1月25日昼。首相官邸。
辞意をほのめかす甘利氏に対し、首相は
「支持率が10%落ちても辞める必要はない」
と慰留した。
しかし、首相のこの言葉が、甘利氏に辞任を決断させた。
「そんなことを言われれば言われるほど、この内閣を守らなければならない」
28日の辞任記者会見では、自らを安倍政権の足を引っ張る「阻害要因」と断じ、閣僚辞任こそが安倍政権を守ることにつながると説明した。
総理を全力で支える__。
大みそかの誓いは、皮肉な形で果たされた。」
記事はここまでです。